記事の題名と説明文を直す前に、確かめる3つの順番

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記事の中身は変えずに、題名と説明文だけを直す。いちばん手間が少なく、最初に手を付けやすい所です。ただ、思いつきで言葉を替えると、かえって合わなくなることがあります。この記事では、直す前に確かめる3つの順番をまとめます。

私はゲーム会社の品質管理(QA)で18年、画面の文言が実際の動作と合っているかを確認する仕事もしてきました。その見方を、記事の題名と説明文に当てはめたものです。

なお、題名や説明文を直しても、順位やアクセスが変わるとは限りません。ここでは「中身と合っているか」を確かめるところまでを扱います。

■ 順番1:題名が約束していることを、書き出す
題名を読んで、読者が期待することを、1つずつ書き出します。
たとえば「ホームベーカリーのおすすめ5選」なら、次のとおりです。
・5つの機種が載っている
・おすすめの理由が、機種ごとに書いてある
・選ぶ基準が分かる
書き出したら、本文にそれがあるかを照らし合わせます。「5選」と書いて4つしかない、「おすすめ」と書いて比べる基準がない、という食い違いは、ここで見つかります。

■ 順番2:説明文の1文目で、答えを言えているか
説明文(検索結果に表示される短い文)は、1文目に答えがあると伝わりやすくなります。次の3点を確かめます。
・題名の言い換えだけで終わっていないか
・本文にない内容を約束していないか
・読者が知りたいことに、1文目で触れているか
長い説明文は、検索結果の途中で切れることがあります。大事なことは、前のほうに置きます。

■ 順番3:直したあとの題名と説明文を、2つ並べて読む
直し終えたら、題名と説明文を、続けて声に出さずに読んでみます。次の点を見ます。
・同じ言葉が、続けて出てこないか
・題名で言ったことを、説明文が裏付けているか
・本文を開いた人が「思っていたのと違う」と感じないか
迷ったときは、「この題名と説明文だけを見た読者が、本文に何を期待するか」で決めます。期待と本文が合っていれば、それで十分です。

■ 直さなくてよいもの
次のものは、無理に直しません。
・すでに中身と合っていて、読者の疑問に答えている題名
・短くても、1文目で答えが言えている説明文
直す前の題名と説明文は、メモに残しておきます。直したあとで反応が悪くなったら、戻せるようにするためです。

■ まとめ
1. 題名が約束していることを書き出し、本文と照らし合わせる
2. 説明文の1文目で、答えが言えているかを確かめる
3. 直したあとの題名と説明文を、続けて読む

自分で付けた題名は、書いた本人ほど違和感に気づきにくいものです。第三者の目で見てもらうと、食い違いが見つかりやすくなります。

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