公開前に、記事の「根拠の確認が要る所」を見つける3つの手順

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ブログ記事を公開したあとで、数字の間違いや言い切りすぎに気づく。そんな経験はないでしょうか。公開前に確認する場所を決めておくと、直す手間が減ります。この記事では、「根拠の確認が要る所」を、記事を読みながら見つける3つの手順をまとめます。

私はゲーム会社の品質管理(QA)で18年、文言が読む人に誤解を与えていないかを確認する仕事もしてきました。その見方を、記事の点検に当てはめたものです。

なお、この記事は「確認が要る所を見つける」までを扱います。内容が正しいかどうかの判断は、公式サイトなどの一次情報で、ご自身で確かめてください。

■ 手順1:確認が要る言葉に、印を付ける
記事を頭から読み、次の4種類の言葉に印を付けます。
・数字(金額、割合、件数、年、順位)
・制度やルール(法律、規約、手続き、条件)
・価格や仕様(変わる可能性があるもの)
・言い切り(「必ず」「絶対」「最も」「誰でも」「完全に」)
ここでは正しいかどうかを考えず、印を付けるだけにします。判断を混ぜると、読み飛ばしが増えるためです。

■ 手順2:印ごとに、3つを確かめる
印を付けた所を、1つずつ次の3つで確かめます。
1. 出典があるか。誰が、いつ出した情報かを言えるか
2. 時点が書いてあるか。「2026年10月時点」のように、いつの情報かが分かるか
3. 条件が書いてあるか。「全員に当てはまる」と読めないか
3つのうち1つでも欠けている所は、「確認が要る所」として残します。

たとえば、「この方法なら誰でも1か月で結果が出ます」という一文は、出典も、時点も、条件もありません。残した上で、「人によって差があります」「私の場合は」のように、範囲を限った書き方に直せないかを考えます。

■ 手順3:残した所を、重さで並べる
確認が要る所を全部直そうとすると、時間が足りなくなります。次の順で並べて、上から確かめます。
1. 読者が、記事のとおりにして損をするもの(お金、期限、手続き)
2. 読者が、記事を信じて誤解するもの(言い切り、比較)
3. 読者が、気づいても困らないもの(言い回し)
迷ったときは、「この一文を信じた読者が、困るか」で決めます。困るなら先に確かめます。

■ 確かめても分からないときは
出典が見つからない、または自信がないときは、無理に断定せず、次のどれかにします。
・範囲を限った書き方にする(「一般的には」「私の経験では」)
・その一文を削る
・「詳しくは公式サイトでご確認ください」と、確認先を示す
読者にとっては、言い切りより、確認先が書いてあるほうが役に立つことがあります。

■ まとめ
1. 確認が要る言葉に、印を付ける(判断はしない)
2. 印ごとに、出典・時点・条件を確かめる
3. 残した所を、読者への影響の重さで並べる

自分の記事は、書いた本人ほど読み飛ばしやすいものです。第三者の目で見てもらうと、印を付ける所が見つかりやすくなります。

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