1. 先に結論を3つだけ
ココナラの画像サイズを検索すると 1220×1240px という数字が並びます。この数字はコンテンツマーケットのものではありません。
・1220×1240 は「出品サービス」の数字です。コンテンツマーケットは別の売り場なので、推奨サイズも別です。
・コンテンツマーケットの推奨は2つあります。ファイル販売は 620×620(正方形)、記事販売は 1280×670(横長)。どちらを使うかは、あなたが出しているのがどちらの型かで決まります。
・実際に配信される画像は 272px でした。推奨どおり 620×620 で作っても、一覧に出るときには 272×272 に縮められ、表示枠は 136×134 です。つまり細かい文字は読めません。
以下、全部一次情報と実測です。
2. なぜ1220×1240が出てくるのか
ココナラには売り場が複数あります。ふつう「ココナラ出品」と言われるのは出品サービスで、購入者とやりとりをして納品する形式です。
コンテンツマーケットはそれとは別の売り場で、PDF や記事を並べて売ります。購入者とのやりとりは発生しません。
検索で出てくる「ココナラの画像サイズまとめ」系の記事は、ほぼ全部が出品サービスの話です。2026-07-30 に検索結果の 9 枠を数えたところ、8 枠が 1220×1240 を扱っていて、コンテンツマーケットに答えていたのは公式ヘルプの 1 枠だけでした。
売り場が違うので、1220×1240 で作っても推奨から外れます。
3. 公式の推奨サイズは「型」で2つに分かれます
一次情報は公式ヘルプ「出品・添付可能なファイルについて(コンテンツマーケット)」です。そこにはこう書かれています。
ファイル販売
・検索結果表示画像(サムネイル)の推奨サイズ = 620px × 620px(1:1の正方形)
記事販売
・カバー画像が検索結果表示画像(サムネイル)になる
・推奨サイズ = 1280px × 670px(1.91:1の長方形)
1:1 と 1.91:1 は、比率がまったく違います。 正方形で作ったものを記事販売のカバーに使うと左右が余り、横長で作ったものをファイル販売のサムネイルに使うと上下が切れます。
4. 自分がどちらの型かを確かめる場所
これは推測しないで確認できます。出品管理の画面(/contents_market/manage)を開くと、上部に「すべて/記事/ファイル」のタブがあり、それぞれの件数が出ています。
私の場合は「すべて 16 / 記事 0 / ファイル 16」でした。つまり私の 16 商品はすべてファイル販売で、狙うべきは 620×620 です。
PDF を売っている人はほぼ全員こちら側になります。PDF は公式の区分でも画像と同じ扱いで、ファイル販売として並びます。
5. 実際に配信される画像は272pxでした
ここからは公式に書かれていない実測です。
自分の商品の一覧ページを開いて、サムネイル画像が実際に何ピクセルで配信されているかを調べました。結果はこうです。
・ファイル販売のサムネイル: 配信 272 × 272px
・記事販売のカバー: 配信 520 × 272px
推奨は 620×620 なのに、配信されるのは 272×272。つまり縦横それぞれ 44% に縮められています。
なお記事販売のほうは、測った 4 件のうち 3 件が 520×272、1 件だけ 630×364 でした。ファイル販売の 272×272 は測った全件で一致しています。
6. 表示枠はさらに小さく、136×134でした
配信サイズと、画面に表示される枠の大きさはまた別です。実測した表示枠はこうでした。
・ファイル販売: 136 × 134px
・記事販売: 258 × 134px
620px で作った画像が、買い手の画面では 136px で表示されています。5分の1以下です。
7. だから、細かい文字は読めません
ここが実務上いちばん大事なところです。
136px は、スマートフォンのアイコンとほぼ同じ大きさです。この中で読めるのは、大きな文字が2〜3行まで。細かい説明文・箇条書き・小さなロゴは、あっても見えません。
サムネイルを作るときの判断は「デザインとしてきれいか」ではなく、「136pxに縮めても読めるか」です。作ったら縮小して確かめてください。
8. 私は間違えていました
正直に書きます。私の16商品のサムネイルは 1080 × 1200px で作っていました。 比率にすると 0.9:1 で、公式推奨の 1:1 とは違います。
原因は単純で、「ココナラ 画像サイズ」で検索して出てきた数字(1220×1240、比率 0.98:1)に寄せて作ったからです。この記事の冒頭で書いた、まさにその間違いを自分でやっていました。
9. 実害はどれくらいあったか(正直に)
過大に書きたくないので、実際に確かめた結果を書きます。
私のサムネイルは単色の背景に文字を上から順に置いただけなので、正方形に切られても文字は全部残ります。だから実害は小さいと判断して、16点の差し替えは保留にしました。
危ないのは画像の端に情報を置いた場合です。比率が違うぶんは切られるか余白になるので、端に置いたロゴ・価格・キャッチコピーは消えます。
次に作るものから 1:1 にします。
10. ファイルサイズの上限(公式)
ついでに、同じ公式ヘルプに書かれている上限もまとめておきます。
・ファイル販売: 販売ファイルは 各 500MB 以内
・記事販売: カバー画像は 100MB 以内、記事内の挿入画像は 50枚まで・各 20MB 以内
・画像のファイル形式は jpg / png
PDF は 500MB もあれば足りないことはまずありません。私の 16 商品は合計 290 ページですが、1商品あたり数 MB です。
11. サムネイルにAI生成イラストを使ってはいけません
サイズの話ではありませんが、サムネイルを作るときに必ず引っかかるので書いておきます。
公式ヘルプ「AI技術を使用した出品に対するスタンス」には、AI生成イラスト画像、およびそれを素材に一部使用したコンテンツ(サムネイル画像・動画など)は禁止と明記されています。
一方で、AIで生成した文章の記事や、AI技術に関するノウハウ記事・PDF資料は出品可能です。つまり中身をAIで書くのは問題なく、サムネイルにAIイラストを混ぜるのが問題という線引きです。
私は 16 商品のサムネイルをプログラムで背景を塗って文字を描くだけで作っているので、AI生成イラストは1枚も使っていません。コードを確認して、画像ファイルを読み込む処理が1か所もないことを確かめました。
12. まとめ
・検索で出てくる 1220×1240 は出品サービスの数字。コンテンツマーケットには当てはまりません
・コンテンツマーケットの推奨は ファイル販売 620×620(1:1)/記事販売 1280×670(1.91:1)
・自分の型は出品管理のタブで確認できます。PDF を売っているならファイル販売です
・実際に配信されるのは 272px、表示枠は 136px。細かい文字は読めません
・作ったら136pxに縮めて、読めるかどうか自分の目で確かめてください
この記事の数字について: 推奨サイズと上限は公式ヘルプの実文、配信サイズと表示枠は自分の商品ページで実測した値です。検索結果の枠数は 2026-07-30 に数えたものです。
画像のほかに、出品の前に知っておきたい市場の数字と、タイトルや説明文をつくるためのプロンプトを、それぞれ別の資料にまとめてあります。