【創作問わず語り】いろんな経験をしとくに越したことはないって話

【創作問わず語り】いろんな経験をしとくに越したことはないって話

記事
コラム
皆様おはようございます、
みすみです。

今日も来てくださり
ありがとうございます。
皆様の創作のなにかしらの
お役に立てますように。

さて、何回かに渡って
「自分」と「創作物」というものの
関係みたいなものについて
お話しているような気がしますが
その流れで今日は
「作者の経験値」の話をします。

みすみは高校生の頃に某雑誌で
小さな賞を獲って担当さんが
ついたんですけれども、
その時自分はもう絶対に漫画家に
なれるものだと信じていたので
進学はせずにフリーターになって
プロを目指そうと思っていました。

でもそのあとうまくネームが
描けないことが続いて、
担当さんに相談したところ、
「進路に迷っているなら
 進学した方がいい」
と言っていただいたのでした。

曰く、
漫画家もたくさんの経験をしたほうが
豊かな作品が描けるから
なんなら社会人すら経験しといたほうが
いいくらいで、
遠回りは無駄にはならないよ
みたいな話でした。

だから私はちょっとだけ
漫画を描くのをお休みして
慌てて受験勉強を始めて
大学に進学することにしたのでした。

結果、大学に進学したのは
とてもよかったです。
在学中に大学生が主人公の作品を
いくつも書きましたが、
やはりこれらの作品は
自分が大学生にならなかったら
描けなかった物語だと思います。

また、みすみは社会に出た後
わずかな社会経験だけで仕事を辞めて
フリーターになったのですが、
社会人としての経験が乏しいまま
結婚・出産・離婚してしまいました。

だからシングルマザーになってから
ほとんど初めて社会人として
まともに働く、
みたいな感じだったのですが
これもやっぱり経験しておいて
よかったなぁと身に沁みています。

と、いうのも以前知り合いの方が
書いた小説を読んでいたときに
「印刷した書類を封筒に入れて持参する」
みたいな描写があって
ひっくり返りそうになってしまった
ことがあったからです。

いや、今でもそういう会社は
社会にごまんとあるのでしょうが
(みすみの働いてる会社もそう)
そのときの作品ではキャラクターが
上場している大企業の社長と
その周辺の人たちだったので、
そういう会社の人たちなら書類は
電子でメール送信するだろうなぁと
思ってしまいました。

よくネット上では
自嘲気味に語られている
「作者の社会人経験が浅いので
 オフィスワーカーを描こうとすると
 ひたすら書類のコピーを取っている」
みたいな話がありますが、
もはやコピーすら古いという感覚も
現場にいないとわからない感覚で
そういうリアリティを描写できることは
けっこう強いよなぁと思ったりします。

(ただし世の中には
 そういうリアリティから乖離している
 読者も当然多いわけで、
 リアリティに寄りすぎてマス層が
 わからない描写をするのか
 多少間違っていてもみんなに
 わかりやすい表現をしたほうがいいのか
 難しいところではあります。)

(そしてみすみの働く会社では
 コピーはばりばり今も現役です。)

まぁそんなことを言い始めたら
あらゆる職種、あらゆる年代の
経験をしていないといけなくなるわけで
そんなことはどうあっても不可能なので
限度はありますけども。

それでも漫画や小説が描きたいからと
部屋にこもって創作だけをしている人が
いい作品を描けるとは
やっぱり思えないんですよね。

今の流行に疎い人が描いた絵はダサいし
社会のことを知らない人が描いた社会は
たぶん一瞬で見破られます。

「経験した世界しか描いちゃいけない」
というわけでは決してないと思うので
創作なんてどんだけハッタリかますかだ
とは思っていますが、
ハッタリをかますにも、やっぱり
そうした豊かな経験からくる感受性や
想像力は必要なんだと思います。

「こっち方面に詳しくなった」
という「育った」センサーがあれば
「そっち方面」に対しても
センサーが伸びてゆく可能性は
高くなっていくわけです。
抽象的な話になってしまって
申し訳ないのですけれど。

だからまぁ、若い方にはできるだけ
多くの経験をしてほしいと思いますし
私のような中年より上の世代の方には
今の流行とかにもちゃんと目を向けて
アンテナを張り続けていてほしい。

このへんに関してはほんと
私も注意しなきゃな~と思ってます。

娘(中学2年生)にはいっつも
「ママの絵は古い」
って言われてますからね。
今どんなものが流行ってるのかとかは
娘を通して知ったりします。

日々いろんなことを
面白いと思ったり、
素敵だと思ったりしましょう。

ではでは今回はこのへんで。
皆様よき週末を。

ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
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