【お絵描き上手への道】世界を観察すればあなたの絵は上手くなる

【お絵描き上手への道】世界を観察すればあなたの絵は上手くなる

記事
コラム
おはようございます、
みすみです。

昨日の記事では
自分の課題に合った練習法を
設定しようねという話をしましたが
その中で描き慣れていない方の多くが

ただの観察不足

であるという話に言及しました。

今日はこのことについて
少しお話しようと思います。

みすみは2024年に
小学生向けのイラスト教室を
開催していました。

そこにいて感じたこと、
というか教えていてとても
困ったと感じたことは、
みんな「絵を描く」というときに
対象を観察せずに、ほとんど
自分の頭の中の思い込みだけで
描いているということでした。

たとえば「うさぎを描く」
という課題があったとして、
あの動物のうさぎの絵を描くのではなく
ミ〇フィーちゃんとかああいう
「表現」や「デザイン」としての
うさぎを描こうとする、
みたいな感じです。

この世界には、もうすでに
誰かが完成させてくれた
「表現」「デザイン」としての
イラストが溢れています。

私たちはそれを見慣れているので
「キャラクターイラストを描く」
というとき、それの元になった
「人間そのもの」ではなく
その

「誰かが表現してくれた成果物」

を見てイラストを描こうと
してしまいがちです。

私も小さな頃から
少女漫画を読んでいて、
子供の頃はよくそれを隣に置いて
真似して描いたりしてました。

しかしこうしていくら
「表現」を真似たとしても
それは自分の根本的な
画力を上げることには
繋がらないと思います。

私のところに
「絵が上手くなりたい」と
やってくる人たちの多くは
まだこういう「表現」を見て
絵を描いている人が大半です。

だからキャラクターの服の中に
体が入っているように見えないし
絵に重さや厚みといった
存在感が希薄だったりします。

キャラクターイラストを
「こうやって描くものでしょ」
という記号のようなものとして
描いているわけです。

残念ながら、そうじゃありません。

キャラクターのイラストは
どこまでも現実世界の
「人間」から
切り離すことはできません。

人間を観察して、
ここはどうなっているとか、
こんなふうになるんだという
観察と発見を得ないことには
表現として発展していきません。

誰かが作ってくれた「表現」を
記号のように借りるだけでは
決して上手くはならないもの
なんですよ。

かくいう私も作画そのものは
あまり作業として好きではなくて
資料を用意したりという「観察」を
さぼることもしばしば……

しかし上手な人ほど
ちゃんと資料を用意して
自分の頭の中の思い込みだけで
絵を描かないようにしています。

手とかね、毎日見てると
思うじゃないですか。

よく知ってるんだから、
手ぐらい描けると思うでしょ?

ところがどっこい、
「手を描く」という課題のときに
教室の子供たちには
鏡を持ってきてもらったのですが、
実際に描いているとき
誰も鏡を使っていませんでした。

鏡あるよね、使えばいいよ、
と声をかけてもみんな
「いえ、大丈夫です」
といってそれを使おうとしないのです。

結果どうなったと思います?

「両方とも左手」

という絵が爆誕してしまったのです……

それくらい、人間は
自分の体のことを知りません。
ふだん「絵が好きで得意」と
言っている子たちですらこうですから。

そして、びっくりするほど
頭の中の思い込みだけで
絵を描いています!!!!

これは決して小学生だけの話では
ありません。
大人だってそうです。
大人だってこんなもんなんです。

いくら言っても、全然
実物を見ようとしてくれません。
写真も見ない。
自分の体すら見ない。
でも「上手になりたい」と言うんです。

以前の記事で
「絵を描くことは身体的な感覚と
 切り離せない」
と書きましたが、
頭の中にあるものだけで
描こうとすることは、やっぱり
上達から一番遠いことだと思うんです。
(こちらの記事参照です)

よく見てください、世界を。

あなたが描こうとしているものは、
この三次元の世界なんです。

ファンタジーの世界を描くときだって
例外ではありません。
どこまでもこの三次元世界を
観察することでしか、
「表現のリアリティー」は
生まれないものなんですよ。

「描くつもり」で
この世界を見てください。

ここまで読んでいただき
ありがとうございました!
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