フレーム塗装について

フレーム塗装について

記事
コラム
今回はフレーム塗装についてお伝えしたいと思います。

1. 塗装工程の基本形

下塗り
材料は鋳物が使われますが、鋳物の凹凸を埋めて表面を均したり、上の着色層が剥がれないよう密着性を高める事などを目的に行います。

上塗り着色
ゴールドの塗装が一般的なイメージだと思います。塗料にメタリックを配合し、キラキラした美しい外観を与えます。

仕上げ
より高い光沢や鮮やかさを与えたい場合は透明なクリアー塗料で仕上げをします。落ち着いた外観を求める場合は行わないなど、仕様によって選択します。

2. 上塗り着色の品質管理

どのピアノも同じ色になるように、一台一台色を確認しながら塗装を行います。以下の写真のように見本となる板を使用し見比べます。
フレーム_見本板4.png

3. フレームの特徴による作業性について

塗装作業全般に関し、人が行う場合は台車に乗せて一台ずつ行いますが、以下のような特徴のため作業が比較的大変です。

・鋳物であり重量物(数百キロ超が大半)
・面積が広い
・平面だけでなく立面も多い
フレーム4.jpg

フレームはピアノの弦の総張力約20トンに耐えるための構造物になりますのでどうしても作業の大変さはありますが、一台一台丹精込めて美しく仕上げられていますので、機会があればそういう視点で見て頂いても面白いかも知れません。
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