LP公開後に必ず見るべきアクセス解析の3指標

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「アクセス解析は入れてあるのですが、何を見ればいいのか分からなくて」——LPを公開したあと、よく出てくるお悩みです。画面を開くと数字がたくさん並んでいて、どれも大事そうに見えます。けれど、LPの改善に直結する数字は実はそれほど多くありません。この記事では、公開後にまず見ていただきたい3つの指標と、その読み方をまとめます。

■アクセス解析は「全部見る」と何も分からなくなる

アクセス解析のツールは、サイト全体を分析するために作られています。ページビュー、ユーザー数、平均滞在時間、流入元と、項目はいくらでも出てきます。ところがLPは1枚のページで、目的もひとつです。読んだ人に、問い合わせや予約という行動を取ってもらうこと。見るべき数字も、その目的から逆算して絞れます。
逆算すると、読み手がたどる道は3段階に分かれます。ページを開いて読み始めるか、最後まで読み進めるか、行動のボタンを押して手続きを終えるか。どこで人が減っているかが分かれば、直す場所が決まります。以下の3指標は、この3段階にそれぞれ対応しています。

■指標1:最初の画面で帰った人の割合

1つ目は、ページを開いてすぐに離れた人がどれだけいるかです。Googleアナリティクス(GA4)では「エンゲージメント率」の裏返しにあたる数字で、レポートによっては「直帰率」という名前で表示されます。この割合が高いときは、ファーストビューが期待とずれています。広告や検索結果で見た言葉と、開いた画面の見出しがつながっていないことが多いです。読み手は「自分が探していたページかどうか」を数秒で判断しているので、最初の一文の役割は想像以上に大きいです。
ここで見落としやすいのが表示速度です。スマホで画像の読み込みに時間がかかると、内容を読む前に戻られてしまいます。数字が悪いときは、文言を書き直す前に、一度ご自身のスマホでモバイル回線のまま開いてみてください。原因がどちらにあるか、それだけで見当がつくことがあります。

■指標2:どこまで読まれたか

2つ目は、ページのどこまでスクロールされたかです。LPは縦に長いので、申し込みボタンの手前で読むのをやめられていれば、ボタンの出来は関係ありません。途中で急に人が減る位置があれば、その直前の内容が読み手の関心から外れている可能性が高いです。
注意したいのは、GA4の標準設定ではスクロールを「90%まで到達したか」しか記録しないことです。これだけだと、どこで離れたのかが分かりません。25%・50%・75%のように区切って計測する設定を公開前に入れておくと、改善の手がかりがぐっと増えます。料金や事例など、主要な見出しが画面に表示されたかを計測する方法もあり、こちらは結果がさらに読みやすくなります。

■指標3:ボタンを押した人と、送信を終えた人の差

3つ目は、問い合わせボタンを押した人数と、実際に送信を終えた人数の差です。ボタンは押されているのに完了が少ないなら、問題はLP本体ではなくフォームにあります。入力項目が多すぎる、必須の理由が分からない、エラーの表示が分かりにくい、といった原因が考えられます。LPの文章をいくら磨いても、この段階で落ちている分は戻ってきません。
この差を見るには、ボタンのクリックと送信完了の両方を計測しておく必要があります。送信完了は、完了画面の表示を「キーイベント」として登録するのが確実です。完了画面を用意せず同じページにメッセージを出すだけの作りだと、計測が難しくなるので、作る段階で決めておきます。

■3つとも、スマホとPCに分けて見る

合計の数字だけを見ていると、判断を誤ることがあります。PCではよく読まれているのに、スマホでは最初の画面で大半が帰っている、というように、端末によって結果がまったく違うことは珍しくありません。合計すると、その差が平均されて見えなくなります。
LPの読み手は多くの業種でスマホが中心です。まずスマホの数字を見て、PCはその比較として確認する順番がおすすめです。同じように、広告から来た人と検索から来た人も分けて見ると、どの入口の期待とページがずれているのかが見えてきます。

■判断は、数がたまってから

公開して数日の数字で、見出しを変えたりボタンを動かしたりしたくなるお気持ちはよく分かります。けれど、訪問が数十件の段階では、たまたまの偏りが大きく出ます。1件の問い合わせの有無で、割合が大きく動いてしまうからです。
目安としては、少なくとも数百件の訪問、期間なら2〜4週間分を待ってから判断します。そのうえで、一度に直すのは1か所にします。複数を同時に変えると、何が効いたのか分からなくなり、次の改善につなげられません。直した日付をメモしておくと、あとで数字の変化と突き合わせるときに迷わずに済みます。

■まとめ

LP公開後に見る数字は、最初の画面で帰った人の割合、どこまで読まれたか、ボタンを押した人と送信を終えた人の差、の3つで十分です。それぞれが、ファーストビュー、本文の構成、フォームという直す場所に対応しています。スマホとPCに分けて、数がたまってから、1か所ずつ。これが改善を空回りさせないコツです。
計測は入っているけれど数字の読み方が分からない、そもそも必要な計測が入っているか不安、ということでしたら、ぜひご相談ください。どの数字から見ればよいか、優先順位をつけてお答えします。
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