なぜ「ながら食べ」をやめられない?根本原因という荷物を置いて、星降る湖畔へ

なぜ「ながら食べ」をやめられない?根本原因という荷物を置いて、星降る湖畔へ

記事
コラム
「星降る湖畔」から招待状が届いた、胃がもたれやすいあなたへ。
体内時計と自律神経をリセットする旅に出る前に、まず駅のロッカーに置いていきたい荷物がひとつあります。


## 旅に出る前に、まず置いていくもの


それは、「スマホや仕事の資料を見ながら食事をする」という習慣です。

限られた時間を有効に使いたい、忙しい日々の中で少しでも効率よく過ごしたいという気持ちはよく分かります。ですが、その「ながら食べを選ぶ」積み重ねが、気づかないうちに消化にとって一番不利な状態を毎食つくり出してしまっています。


## なぜ、私たちは「ながら食べ」をしてしまうのか


ながら食べの背景には、大きく分けて2つの理由が隠れています。

ひとつは、テレビやスマホ、仕事のパソコンなど「環境が習慣化」しているケース。目の前に画面があるのが当たり前になっていて、特に意識することなく自然と手が伸びてしまう状態です。

もうひとつは、「脳が何かを埋めようとしている」ケース。何もしない時間の退屈を紛らわせたいのか、あるいは日々のストレスに対して、情報という「刺激」や「癒やし」を求めているのか。食事そのものだけでなく、別の何かを一緒に満たそうとしている状態です。

実は、食事中に画面などから「視覚情報」を入れ続けると、脳の処理機能がフル稼働してしまい、体は活動・緊張モード(交感神経優位)から抜け出せません。胃腸がしっかり働くためのリラックスモード(副交感神経優位)にスイッチが切り替わらないため、胃腸の働きが著しく低下してしまうのです。

だからこそ、「なぜそうしてしまうのか」を考えることがとても大切です。根本にある心の理由や環境をケアしない限り、ただ「画面を見ないようにしよう」と我慢しても、また別の形で「ながら」が現れやすくなってしまいます。


## あなたに合ったケア、一緒に探してみませんか


ながら食べをしてしまう理由が「環境」なのか「ストレス」なのかによって、カバンから下ろすべき荷物(ケアの仕方)は異なります。

環境を少し整えるだけで身軽になる方もいれば、まずは日々の疲れや脳のノイズを癒やすことが優先の方もいます。もしかすると、今のあなたに本当に必要なのは、この「星降る湖畔」とは別の招待状なのかもしれません。

早食いの癖や、不規則になりがちな食事時間など、他にもあなたの旅行カバンを重くしているものがないか。
あなた専用の「旅のしおり(ロードマップ)」を作りながら、専属コンダクターの私と一緒に荷物を確認してみませんか。


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― Dóna Salus ―




【今回のキーワード】
「ながら食べの理由」









【参考】
論文タイトル: Stress and the gastrointestinal tract(ストレスと消化管)
著者: Bhatia V, Tandon RK.
掲載誌: Journal of Gastroenterology and Hepatology(2005年)
内容:
精神的な負荷(仕事の処理や情報処理などのストレス)がかかると、脳が交感神経を刺激し、胃の粘膜への血流量が減少すること、そして「胃からの食物の排出(Gastric emptying)」が著しく遅延することが報告されています。
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