夏休みも残りわずか。
「うちの子、まだ宿題が終わっていないけど大丈夫?」
「中学生って、みんないつ頃までに宿題を終わらせているの?」
そんな疑問を持っているご家庭も多いのではないでしょうか。
小学生と比べると、中学生は宿題の量が増えたり、提出物の種類が多くなったりすることもあります。
そこで今回は、夏休みの宿題に関する調査や実際の声をもとに、中学生の宿題事情を見ていきたいと思います。
中学生の夏休みの宿題は「早めに終わる」とは限らない?
まず気になるのが、宿題を終わらせるタイミングです。
中学生を対象とした過去のベネッセのオンライン投票では、
「昨日の夜までかかった」
「ぎりぎりまでかかった」
「お盆すぎたころから、あわててやり始めた」
といった声も見られました。
もちろん、早い段階から計画的に進める子もいます。
一方で、「夏休みの後半になってから一気に進める」というケースも、決して珍しくないようです。
小学生でも「予定通りに終わらない」という現実
2026年にベネッセが小学3~6年生を中心に実施した調査では、「7月中までに宿題を終えたい」と答えた子どもは38.9%でした。
ところが、前年に実際に7月中に宿題を終えた子どもは28.1%。
「早めに終わらせたい」と思っていても、実際には予定通りに進まない子が少なくないことがわかります。
中学生になると部活動や塾、学校のテスト対策なども加わるため、宿題だけを優先して進めるのが難しくなることもありそうです。
中学生の宿題で大変なのは「量」だけではない?
中学生の夏休みの宿題というと、ワークや問題集を思い浮かべる人も多いと思います。
しかし、実際には、
・学校のワークや問題集
・読書感想文
・作文
・自由研究やレポート
・英語の課題
・自主学習
・各教科のプリント
など、複数の課題が同時に出されることがあります。
特に大変なのが、「毎日少しずつやる宿題」と「まとまった時間が必要な宿題」が混在していること。
例えば、数学のワークは少しずつ進められても、作文やレポートは「テーマを決める→調べる→書く」という工程があるため、思った以上に時間がかかります。
「宿題が終わらない」のは、サボっているから?
ここは意外と重要なポイントです。
宿題が終わっていないと、
「もっと早くやればいいのに」
と思ってしまいますよね。
でも、実際には「やる気がない」だけが原因とは限りません。
宿題が多い場合、まず何から手をつければいいのかわからなくなってしまうことがあります。
また、部活や塾、家族との予定などが入ると、思ったように勉強時間を確保できないこともあります。
2025年にKADOKAWAが小中学生の保護者を対象に行った調査でも、夏休みの宿題について保護者が行ったサポートとして「宿題の進め方やスケジュールについて相談・アドバイスした」という回答が多く、宿題そのものだけでなく「どう進めるか」が難しいことがうかがえます。
8月後半からでも、まずは「見える化」
もし、まだ宿題が残っているなら、今から大切なのは「全部終わるかな」と悩み続けることではありません。
まずは残っている宿題をすべて書き出してみましょう。
「数学ワーク○ページ」
「英語プリント○枚」
「作文」
「自主学習」
というように、できるだけ具体的にします。
そのうえで、
「時間がかからないもの」
「時間がかかるもの」
「提出期限が決まっているもの」
に分けると、優先順位が見えやすくなります。
特に作文やレポートなど、時間がかかりそうなものは後回しにしないことがポイントです。
まとめ
夏休みの宿題は、「みんな7月中に終わらせている」というわけではありません。
早めに終わらせる子がいる一方で、8月後半になってから一気に取り組む子もいます。
2026年の小学生調査でも、「7月中に終わらせたい」という目標と、実際に7月中に終えた割合には10.8ポイントの差がありました。
中学生になると、部活や塾などもあり、予定通りに宿題を進めるのが難しい場合もあります。
もし今、まだ宿題が残っているなら、
「もう遅い」
と諦める必要はありません。
残っている宿題を一度すべて書き出して、終わるまでに必要な時間を考えてみる。
まずはそこから始めてみましょう。
夏休み終了まで、まだできることはあります。