売れるデザインの裏側にある引き算

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ビジネス・マーケティング
こんにちは!石田大顕です。

お店を開いたり、新しいサービスを立ち上げたりするとき、多くの人がロゴやホームページをどうしようかと頭を悩ませます。もっと目立たせたい、他にはない特別な個性を出したい、と考えるのは当然のことです。しかし、制作会社で長年チームを率い、現在はフリーランスとして多くの事業をお手伝いしている私から見ると、実はここに落とし穴があります。多くの人がデザインを足し算だと考えていますが、本当にビジネスで成果を出すために必要なのは、驚くほど徹底された引き算の思考なのです。

街で見かける魅力的な広告や、ついつい使ってしまうスマートフォンの画面を思い浮かべてみてください。そこには、余計な飾りや迷わせる要素がほとんどないことに気づくはずです。デザインの役割は、主役として前に出ることでなく、商品やサービスの魅力を最も引き立てる背景になることです。あれもこれもと情報を詰め込みすぎると、本当に伝えたいメッセージが薄まってしまい、利用者はどこを見ていいのか分からなくなってしまいます。

私が画面の改善やリニューアルを行うとき、最も大切にしているのは利用者の視線と心の動きです。このページを開いた人は、最初にどこを見て、次にどんな疑問を持つだろうか。その疑問を解決するためには、どんな順番で情報を並べるべきか。これを徹底的にシミュレーションします。センスや勘に頼るのではなく、すべてに明確な理由を持って要素を配置していきます。この引き算によって、ご依頼いただいたサイトの問い合わせ数が大きく向上するという成果に繋がっています。

企業の顔となるロゴマークの制作や、全体の雰囲気を統一するブランディングでも、この考え方は同じです。会社の理念や将来の目標を深くヒアリングし、その核心にある強い想いだけを抽出して、ひとつの形に落とし込みます。余計なノイズを削ぎ落としたシンプルな表現だからこそ、名刺やパンフレット、ウェブサイトなど、どこに展開しても一貫したメッセージがブレずに伝わり、お客さまからの信頼感を生み出すのです。

かっこいいものや綺麗なものを作るだけで終わらせず、それがどう事業の売上に貢献するのか。そこを突き詰めるのが私のポリシーです。

もし今、自分のサービスの見た目で行き詰まっているなら、それは何かを足そうとしすぎているからかもしれません。あなたのビジネスが持つ本来の強みを整理し、本当に届けるべき相手にまっすぐ伝わる仕組みを、論理的な視点から一緒に作っていきましょう。
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