あの時の彼は、もういないの?

あの時の彼は、もういないの?

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同窓会

以前、同窓会に参加したときのことです。

ひとりの女性が、昔好きだった男性について、

「〇〇くん、今日は来ないの?」

「今どんな感じになってるか知ってる?」

「誰か連絡取ってないの?」

と、あちこちの男性に聞いて回っていました。


もはや軽い聞き込みです。笑


すると、ある男性がこう言いました。

「今の彼には幻滅するから、会わない方がいいよ。
綺麗な思い出のままにしときな」


……意味深すぎる。笑


「いったい何があったんだ、〇〇くん」
と思いながらも、妙に納得してしまいました。

ChatGPT Image 2026年8月11日 00_20_09.png


記憶の中の彼は、歳を取らない

昔好きだった人を思い出すとき、
浮かんでくるのは「今の彼」ではありません。

よく笑っていた顔。

照れたときの表情。

好きだった話し方や仕草。

自分に優しくしてくれた瞬間。

そんな「あの頃の彼」が、
記憶の中に残っています。

現実の彼は、さまざまな経験を重ね、
考え方も生活も変わっているはずです。

それでも、記憶の中の彼は、
ずっとあの頃の輝いたままです。


私たちは「彼そのもの」を好きだったの?

人は誰かを、完全に客観的には見られません。

彼にとってはただの癖でも、あなたには特別に見えた。

恋は、相手だけで完成するものではありません。
彼の存在と、それを見たあなたの心が
重なって生まれるものです。

だから、好きだった彼が「自分の作り上げた人」
というわけではありません。

彼は確かにそこにいて、

あなたの心を動かした。

ただ、あなたが知っていた彼が、
彼のすべてだったわけではないのです。


忘れられないのは、彼だけじゃないのかもしれない

長い間会っていない人を、
なかなか忘れられないことがあります。

そんなとき恋しく思っているのは、
今の彼ではなく、記憶の中の彼
なのかもしれません。


彼を見るだけで嬉しかった自分。

話せるかな、と期待していた自分。

彼がいるだけで、日常が少し特別に感じられた時間。

忘れられないのは彼だけではなく、
彼を好きだった頃の自分や、
あの頃の世界なのかもしれません。


もし、今の彼に会ったら

同窓会で聞いた、

「幻滅するから、会わない方がいい」

という言葉は、案外深いもの
だったのかもしれません。

今の彼に会えば、

「あれ?こんな人だったっけ」

と思うかもしれない。

反対に、顔を見た瞬間、

「やっぱりこの人が好きだった!」

と思うかもしれません。


それは、会ってみなければわかりません。

だから、忘れられない人がいるなら、
こう考えてみてもいいのかもしれません。

私は今の彼を好きなのかな。

それとも、あの頃の彼を好きなままなのかな。

相手は変わっていくのに、
記憶の中の恋は時間を止めたまま残っています。

私たちが手放せずにいるのは、

彼そのものではなく、

彼を好きだった頃の世界なのかもしれませんね。

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