恋する自分に恋してるのかも?
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人って不思議で
条件だけなら、もっと“いい相手”は
いるのかもしれない。
年収
安定
見た目
将来性
家族構成
まるで婚活サイトの検索条件みたいに、
並べることはできる。
でも、本当に心をさらっていくのは、
そういう“データ”じゃない。
「この人の前だと、なぜか安心できた」
「ちゃんと見つけてもらえた気がした」
「張り詰めていた心が、少しゆるんだ」
そんな、説明できない感覚だったりする。
だから恋が終わったあとも、
脳は簡単に“終了”してくれない。
特に、
・突然会えなくなった
・気持ちを伝えきれていない
・嫌いになったわけじゃない
・どこかで「また会えるかも」
が残っている
この恋は、心の中で“未完了”になる。
閉じたはずの心のアルバムが、
夜中に勝手に開く。
ふとした空気感。
街角で似た後ろ姿を見た瞬間。
もう平気だと思ったのに、
胸がきゅっと苦しくなる。
それは、まだ好きだからというより
「あの人といる時の自分」を、
忘れられないのかもしれない。
優しくなれた自分
ときめいていた自分
恋は時々、相手以上に、
“その時の自分の輝き”を記憶に
焼きつける。
だから喪失感は深い。
そして人は思う。
「もう二度と、あんなふうに心が動く
相手なんて現れないかもしれない」
って。
でもね。
人生って、ときどき静かに予想を裏切る。
今は、世界の終点に見えている景色も
数年後には、
「あの時、本気で終わったと思ってたなぁ」
と、少し笑いながら思い出す日が来たりする。
もちろん、無理に忘れなくていい。
会いたいなら、会いたいでいい。
苦しいなら、苦しいでいい。
ただ、恋だけを人生の中心に置かずに、
・新しい景色を見ること
・生活を整えること
・誰かに気持ちを話すこと
・小さな達成感を積み重ねること
そんなふうに、“恋以外の自分”を少しずつ
育てていくと、心の重心は
ゆっくり動き始める。
恋は、心の磁場みたいなもの。
今はひとりの人に強く引っ張られていても、
人生の景色が変われば、コンパスの針は
また静かに動き出していくから.....