この話を信じるかどうかは、あなた次第です。
私は誰かに信じてほしいわけでもありません。
ただ、自分の人生の中で実際に起きたことを書き残しておこうと思います。
5〜6年前。
私は人生で一番苦しい時期を過ごしていました。
ちょうど求職中だった頃です。
将来への不安もありました。
でも、それ以上に苦しかったのは、理由の分からない重さでした。
肩が重い。
頭が重い。
常にネガティブ。
愚痴ばかり出る。
鏡を見ると、自分でも目が死んでいるように見える。
周囲から見ても、明らかに雰囲気がおかしかったと思います。
どうすればいいのか分からず、まずは神社で購入した塩を使って塩風呂に入りました。
浄化になると聞いたからです。
しかし、大きな変化は感じられませんでした。
そこで知り合いの霊媒師の方に相談しました。
そこから数年にわたり、さまざまな神社へ行き、お祓いや浄化を受けることになります。
正直、当時の私は半信半疑でした。
それでも続けたのは、とにかく楽になりたかったからです。
ある時、大きな神社で不思議な体験をしました。
霊媒師の方は「高級霊から力を受け取る」と表現していました。
私には何が起きたのか分かりません。
ただ、その瞬間に身体が軽くなった感覚がありました。
長い間背負っていた重たい何かが抜けていくような感覚です。
今でも鮮明に覚えています。
その後から、神社で左手をかざすと手のひらがビリビリする感覚を覚えるようになりました。
霊媒師の方によると、左手は受け取る側、右手は与える側だそうです。
私の場合、その感覚は左手だけでした。
また、霊媒師の方からは、
「10年ほど前に訪れた神社で縁ができた未婚男性の霊かもしれない」
という話も聞きました。
強い未練や嫉妬の念を持っている存在だと説明されました。
もちろん、それが本当かどうかは私には分かりません。
証明することもできません。
ただ、不思議なことに、その話は当時の私には妙に腑に落ちました。
その後も、調子が悪くなるたびに相談し、お祓いを受けることが何度もありました。
霊媒師の方からは、一度そうした影響を受けると再び受けやすくなることがあるとも聞いていました。
だから今でも、定期的に神社へ足を運び、自分専用の呪文を唱えています。
お守り代わりのブレスレットも身につけていました。
そして不思議なことに、この時期は人生の転換期とも重なっていました。
転職を決意したのも同じ頃です。
もしあのまま何も変わらなかったら、今の自分はいなかったかもしれません。
さらに、父が亡くなった時の葬儀でも忘れられない出来事がありました。
読経の最中、木魚の音が鳴るたびに胸のあたりが痛みました。
身体の奥を叩かれるような感覚です。
そして突然、お坊さんが大きな声で
「喝!」
と叫びました。
参列者も驚いていました。
もちろん、その喝が私に向けられたものだったのかは分かりません。
でも私は、その瞬間に少し楽になった感覚がありました。
最近になって思い出したことがあります。
The Offspring のライブに行った時です。
ドラムの低音が身体に響いた瞬間、あの木魚の時と似た感覚が胸に走りました。
痛みとも違う。
でも確かに何かが反応している。
私はそれを「浄化」と捉えています。
もちろん、これは私の解釈です。
この体験が何だったのか。
本当に霊的なものだったのか。
精神的なストレスだったのか。
人生の転換期だったからなのか。
今でも答えは分かりません。
ただ一つ言えるのは、
あの時の苦しさも、
身体が軽くなった感覚も、
胸に響いた痛みも、
私にとっては確かに現実だったということです。
理屈では説明できない体験を、私はした。
それだけは間違いありません。
そして、この話を信じるかどうかは、あなた次第です。