説明より先に、体験が信頼をつくる

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先日、LinkedInにこう書きました。
“People don’t build trust simply because something is explained to them. Trust begins when they experience its value.”
人は、説明されたからといって、すぐに信頼するわけではありません。実際に価値を体験した時、信頼が始まります。
この考えが、自分の中ではっきりしたきっかけがありました。
一つ目は、オーソティクスの計測会です。中敷きの機能を説明して売るのではなく、まず足を測り、身体の変化を体験してもらう。その時間そのものが、商品の価値を伝えていました。
二つ目は、Apple Storeで見た光景です。子どもたちが端末に触れている間、保護者は落ち着いて携帯料金や家計を見直していました。商品を見せるだけではなく、家族が考え、選べる環境までつくられていました。
そして三つ目は、友人にAIを体験してもらった時のことです。
私が友人の興味や考え方に合わせてプロンプトを入力すると、AIはその人に合う言葉で説明を始めました。それを見た友人が、驚きながら言いました。
「これが仕事なん?」
その一言で、私自身の仕事が少し見えた気がしました。
AIの機能を説明することではなく、その人の仕事や生活の中で「自分にも使える」と感じてもらうこと。難しい言葉を教えることではなく、目の前の困りごとが少し軽くなる体験をつくること。
私はAI Business Architectとして、最初に「どのAIを使いますか?」とは聞きません。
最初に聞きたいのは、「普段、どのように仕事をしていますか?」です。
仕事の流れ、情報の置き場所、誰が判断しているのか、どこで手が止まるのか。それが分からないままAIだけを入れても、現場の仕事は簡単にならないからです。
AIは、人の代わりになることが目的ではありません。人に時間を返し、考えること、つくること、誰かを支えることに集中できる状態をつくる。そのための仕組みだと考えています。
だからココナラでは、いきなり大きなAI導入を提案するのではなく、小さく体験できる入口をつくりました。
仕事の詰まりを一緒に整理する。今の業務でAIを使えそうな場所を三つ見つける。頭の中の思いつきを受け止める、自分専用のAIインボックスをつくる。
どれも、まずは「話してみたら少し整理できた」「AIってこう使えるのか」と感じてもらうためのサービスです。
私の次の課題は、この体験をオンラインでも、押しつけずに届けることです。
Experience comes before trust—and trust comes before change.
体験が信頼を生み、信頼が変化を生む。
この考えを、ココナラで一つずつ実践していきます。

AIの機能を説明する前に、その人の仕事を知ることから始めたい。そんな思いで、ココナラに小さな相談サービスを出品しました。

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