知識はあるのに心が追いつかない

知識はあるのに心が追いつかない

記事
コラム
「相手の特性は理解しているし、配慮もしている。なのに、自分の心が苦しい…」
「ルーティン化や環境調整をいくら重ねても、現場のイレギュラーで相手がフリーズしてしまい、対応に疲れ切ってしまう…」

福祉の現場や一般企業で、診断は出ていなくても「発達障害の特性を持つ同僚や部下」を支えているリーダー・先輩の皆さん。
毎日神経を張り詰め、「仕事の準備の、さらにその準備のための準備…」に追われて疲れ果てていませんか?

なぜ「配慮しているのに」疲弊してしまうのか?
アスペルガー傾向(ASD特性)を持つ方は、ルーティン業務が得意な反面、「人の表情から気持ちを読み取って臨機応変に判断する」ことがとても苦手です。

せっかく環境を整えても、仕事である以上どうしてもイレギュラーは発生します。その度に相手が混乱して動けなくなる…こんなことありませんか?

支える側の頭の中ではこんな葛藤が生まれます。
「知識としては分かっているのに、イライラしてしまう…」
「相手を支えたい気持ちはあるのに、自分の気持ちが追いつかない」
「どこまで配慮すればいいのか終わりが見えない」

実は、一番心をすり減らしているのは「知識があって、真面目にチームや相手を支えようと努力しているあなた自身」なのです。

★自分の心を守るための「3つの処方箋」★
相手への配慮(環境調整)を限界までやったなら、
次は「自分の心を守るステップ」に切り替える必要があります。

1,「相手の混乱」を自分の責任にしない
どれだけ準備してもイレギュラーで相手がフリーズするのは「特性の反応」であり、あなたの準備不足ではありません。

2,「臨機応変さ」を求めないマニュアル化
特性のある方は日々変化することよりもルーティン業務のほうが安心して得意を発揮できる傾向があります。質問は〇〇さんへ、と決めておくのも安心です。

3,限界を迎える前に「自分の感情」を吐き出す
「分かっているのに優しくできない自分」を責める必要はありません。まずは自分が疲れていることを認めてあげてください。


毎日神経を張りつめて、一人で抱え込んでいませんか?
対応はできているはずなのに、努力しているのに、、
自分の心が苦しい、疲れ切ってしまっている、、、

そう感じるのは、あなたが今まで限界まで相手に寄り添い、
頑張ってきた証拠です。
頭で理解することと、自分の心が耐えられるかどうかは全く別の問題です。

どうぞご自分の為に、時間をかけてあげて下さいね。



◆おわりに・ご相談について
「職場の特定の人との関わりに限界を感じている」
「相手への配慮と自分のメンタルの保ち方、両方のコツを知りたい」

そんな時は、どうか一人で抱え込まずにお話ししに来てくださいね。
話がまとまっていなくても、愚痴のような形でも構いません。あなたの頑張りを丸ごと受け止めます。



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