AIでも作れる時代にデザイナーに頼む意味とは?

AIでも作れる時代にデザイナーに頼む意味とは?

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デザイン・イラスト
先日、うちの小学2年生の息子が、もらってきたチラシを見てこう言いました。

「あ、これめっちゃAIじゃん!これも、これも!」

そして、AIだ!という感想をピークに、内容は全く入っていないよう。
最近は子どもであっても、一瞬で生成AIかどうかを見抜きます。
でもこれって、大人でも同じ経験ありませんか?

AIで作ったものは「AIで作ったもの」という1つのカテゴリに括られてしまうんです。チラシやバナーは本来、「他と違う魅力を引き出し、それが見た人に伝わること」が大事なはずです。それなのに、AIをわざわざ同じ枠に入り、伝えたいことから読み手の注意をそらしてしまいます。

AIは悪なのか?


私はAIを全面的に否定したいわけではありません。

もともとデザイナーに頼むほどではなかった内容を、個人の力でより見やすく、より早く形にできるようになりました。これはとても良いことだと思っています。

・集客の必要がない
・載せておけばいい
・意味が伝わればいい
・興味のある人だけが見ればいい

こうした用途なら、専門知識がなくてもAIでパッと「それっぽく」作れれば十分です。

ただし、人の気持ちを動かしたいときは話が別です。
AIで作ってもいいデザインと、そうでないデザインがあります。

AIで作ったチラシにありがちなこと


AIで作ったチラシには、共通する「らしさ」があります。

・メリハリがなく単調:どこも同じ強さで、何から見ればいいかわからない
・視線誘導が考えられていない:目が止まる場所、次に読む場所の流れがない
・文字がやたら小さく、長文:読む前に疲れてしまう
・AIっぽいフォント:差別化できない
・似たような人物やイラストが多い:これも差別化できない


パッと見て興味を持ってもらえるかどうかは、「視線の流れ」と「メリハリ」でほぼ決まります。

人は、1つのチラシ(バナー)を上から順に読んではくれません。まず全体をぱっと見て、目に止まった場所から入り、「自分に関係がありそうか」を数秒で判断します。単調で読む気がなくなるデザインは、肝心なところを読んでもらう前に終わってしまいます。

人の気持ちを動かすのはむずかしい


例えばイベントのチラシなら、もともと行く気のある人は、AI製でも人が作ったものでも読んでくれます。

では、そのイベントに興味がない人はどうでしょうか。

そういう人に足を止めてもらうには、「自分に向けたものだ」と感じる言葉や色、見てワクワクするデザインが必要です。きれいに整っているだけでは、素通りされてしまいます。

人が作るデザインでできること


デザイナーに依頼すると、見た目を整える以外に、次のことができます。

・伝える順番を設計する:何を一番に見せ、どこで読ませ、最後にどう行動してもらうかを組み立てる
・ターゲットに合わせて選ぶ:言葉、色、フォントなど調整する
・修正を重ねて仕上げる:うまく言えないことも言語化してかたちにする

AIが出してくれるのは、あくまで「それっぽいデザイン」です。そこから何を選び、何を強調するかを決めるのは、届けたい相手を考えられる人間の仕事だと思っています。

こんなときは、ご相談ください

・見てもらうだけでなく、反応がほしい
・興味のない人にも届けたい
・他社と差別化をしたい
・何を載せればいいかまとまっていない

一つでも当てはまるなら、デザイナーに頼む意味があります。

人間は目的から逆算して、読んでもらえる、目に留まるデザインを設計して形にします。その一つ一つのデザインに、ちゃんと意味があるんです。

何かを誰かに届けたい目的があるのならば、デザイナーに頼んでみるという
選択肢もぜひ活用してみてくださいね。
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