【占術研究・講師】イルミナtiと申します。
この記事は、ゼロからタロットを学習したい方向けの記事シリーズです。
最初の記事は『ゼロから始めるタロット学習 その1』となりますので、先にそちらから現在のナンバーまで順に読んでおくようお願いいたします。
今回は、大アルカナと小アルカナ、占う前のシャッフル、逆位置について解説いたします。
大アルカナと小アルカナ
ベーシックなタロットカードは、22枚の大アルカナと56枚の小アルカナから構成されます。
アルカナとは「秘密」や「神秘」などの意味を持っています。
大アルカナは、人生における(小アルカナに比べて)大きな出来事やそこからの影響などを表します。
小アルカナは、ワンド(棒)、カップ(聖杯)、ソード(剣)、ペンタクル(金貨)の四つの元素(スート)に属するカードとなります。これは西洋占星術などに出てくる「火地風水」にも対応しています。火はワンド、地はペンタクル、風はソード、水はカップです。大アルカナに比べて日常の細かい出来事や感情などを表します。
占う前のシャッフルについて
シャッフルは、タロットを展開する前のルーティーンです。
どんなスプレッドもまずカードを並べる前によく混ぜる必要があります。
その手順を紹介します。
①オーバーハンドシャッフルやヒンズーシャッフルなどのやり方でタロットカードをよく混ぜます。この二つのシャッフルのやり方は調べればすぐに出てくると思うので割愛します。イメージはトランプで遊ぶ時に混ぜるあの感じです。わたしはオーバーハンドシャッフルとヒンズーシャッフルを合わせて計7回混ぜるようにしています。
②①で混ぜたカードをテーブルの上に広げてさらに混ぜます。熱したフライパンの上に広げる粉物の生地のように円形に大きく広げましょう。この時にカードの上下もバラバラになります。両手をカードにあてて、円を描くように混ぜましょう。右回りと左回りがありますが、タロットの世界では左を「過去」、右を「未来」として扱います。つまり、右回りで混ぜれば未来を意識したシャッフルになりますし、左回りで混ぜれば過去を意識したシャッフルになります。わたしは多くの問題は過去から現在を通過し、未来へと続いていくものだと思っておりますので、ほとんどの場合、右回りと左回り両方使いよく混ぜます。
③②で混ぜたカードを一つにまとめ、三つの山(パイル)に分けます。三つに分けたらそれを好きな順番で重ねてまた一つにまとめます。出来ればここの工程は左手やると良いと言われておりますが、難しく感じる場合は気にしなくてもよいです。そうやって三つに分ける→好きな順番で重ねて一つにするを三回繰り返します。ここまでしたらシャッフルは終了です。
シャッフルが出来たら、試しに一番上か上から6枚のカードをのけて7枚目のカードを引いてみてください。これだけで『ワンオラクル』という最もシンプルな占いが出来ます。最初はシャッフル→ワンオラクルを繰り返すだけでも練習になるはずです。
占う時は、シャッフルをする前に質問を確定させ、しっかりと念じます。シャッフル中は占う事柄をずっと念じながら混ぜてください。無心でシャッフルした方が占った時の感触が良い方はそれでも良いです。
カードの意味や解釈などについてはこの先のシリーズで説明する予定ですので、お待ちください。
逆位置について
まず、注意事項としてタロットの逆位置に対するわたしの解釈をお伝えします。
タロットを実際やったことがある、または目の前で占ってもらったことがある方はすでにご存じかもしれませんが、タロットは展開(スプレッド)した時にカードが逆位置になることがあります。
逆位置になったカードは正位置になった時とは違う読み方をするのが通例となっています。わたしの場合は逆位置を「過剰か不足、反対もしくは過去の状態」を表すものとしてとらえています。
例えば、大アルカナ0番の愚者のカード。
このカードが正位置で出た場合、新たな冒険に出る勇気であったり、0→1を生み出すようなエネルギーを象徴しているものとしてリーディングします。
しかし、逆位置で出た場合は、リスクを冒すのを恐れる(不足)、無計画に突っ走って危なっかしい(過剰)、頭が固く新しいものを受け入れられない(反対)、または過去にこれらのような状態であったなどとリーディングします。
実は逆位置はリーディングとして絶対に取り入れなければならないわけではありません。実際、わたしはトートタロットを使用する場合は正位置だけで読んでいます。他のプロの占い師の方でも、逆位置を採用しない派の方はたくさんいますし、これは経験を積んでいく中でしっくりくるやり方を自分なりに見つけていくのが正解ということになるでしょう。
今回の記事はここまでとなります。
もし、よろしければわたしのタロットサービスもご覧になって下さい。
あなたに幸がありますように。