こんなふうにカードを読んでいます

こんなふうにカードを読んでいます

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占い
タロットには、それぞれのカードに基本的な意味があります。

もちろん私も、そうした意味を大切にしながらカードを読んでいます。

でも、カードを前にしたとき、意味だけを見ているわけではありません。

描かれている人物の表情やしぐさ、視線。
背景や色、カード全体から受ける印象。
そして、隣に並んだカードとのつながり。

そういうものも眺めながら、カードから見えてくるものを拾っています。

これはあくまで、私自身のカードの読み方です。

タロットにはいろいろな読み方があって、どれかひとつが正解だとは思っていません。

その中で私は、並んだカード同士のつながりを見ながら、ひとつの流れや物語として読むことが多いです。

同じカードでも、どんな相談で出たのか。
どのカードと一緒に並んでいるのか。
そのときの絵柄が、自分にはどう見えるのか。

それによって、受け取るものも少しずつ変わります。

たとえば、

「今の仕事を続けるか、新しいことに挑戦するか迷っています」

という相談があったとします。

そんなとき私は、

「転職するべきです」
「今の仕事を続けるべきです」

と、カードだけで、どちらが正解かを決めることはしません。

今どんな状態にいるように見えるのか。
迷いの中に、どんな気持ちがありそうなのか。
これから目を向けてみるとよさそうなのは、どんなことなのか。

並んだカードを見ながら、そうした流れをひとつずつ言葉にしていきます。

実際の鑑定では、たとえばこんなふうにお伝えします。

「今は、“どちらを選ぶか”を早く決めようとするよりも、まず今の働き方の何に引っかかっているのかを整理してみる時期なのかもしれません。

新しいものへ目を向けてみる流れも感じますが、すぐに大きく環境を変えるというより、まずは興味のあることを調べたり、小さく試したりしながら、自分が本当に望んでいる方向を探してみてもよさそうです。

今すぐ答えを出さなくても大丈夫。
少しずつ外に目を向けてみることで、自分の気持ちも見えやすくなっていきそうです。」

こんなふうに私は、

「このカードが出たから、こうなります」

と未来を決めつけるのではなく、カードから見えてきたものを、相談してくださった方が受け取りやすい言葉にして、お届けしています。

タロットは、未来の答えをひとつに決めるためだけのものではないと思っています。

カードを通して今の自分を少し違う角度から眺めてみる。

鏡をのぞいたときに、それまで気づかなかった表情に気づくように。

鑑定を読んだあとに、

「そういえば、自分はここが気になっていたのかもしれない」

「こういう考え方もあるのか」

そんなふうに、少しだけ自分の気持ちを整理するきっかけになればいいなと思っています。

同じカードでも、相談する方や、一緒に並んだカードによって見えてくるものは変わります。

そのとき目の前に並んだカードを眺めながら、そこに見える物語をひとつずつ言葉にしていく。

そんな感じで、私はカードを読んでいます。

もし気になったら、鑑定メニューものぞいてみてください。

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