しばらくブログをお休みしていました。
その間、私の中ではいろいろなことが起きていました。
楽しいこともあったし、思いがけず心が大きく動く出来事もありました。
体調を崩したり、これからの仕事や家族との関わり方、自分の生き方について考えたりもしました。
以前の私は、何かを選ぶとき、
「普通はどうするんだろう」
「この年齢ならどうするべき?」
「家族はどう思うだろう」
「我慢したほうがいいのかな」
そんなことを、無意識のうちに先に考えていたように思います。
もちろん、周囲の人を大切にすることも、現実を考えることも必要です。
でも最近、そこにもうひとつ、とても大切な問いが加わりました。
「私は、どうしたい?」
たったこれだけのことなのですが、私にとっては大きな変化でした。
自分は何が好きなのか。
何をしていると心が弾むのか。
誰といると安心するのか。
何をされると嫌なのか。
どんな自分でいたいのか。
これから、どんなふうに生きていきたいのか。
そんなことを、自分自身に聞くようになりました。
そして不思議なことに、自分の心に正直になればなるほど、今まで気づかなかった自分が次々と出てきます。
「私って、こんなことが好きだったんだ」
「まだこんなに心が動くんだ」
「これは本当は嫌だったんだ」
「こんなふうに生きてみたかったんだ」
50歳を過ぎて、自分のことはもうだいたい分かっているつもりでした。
でも、全然そんなことはありませんでした。
まだ会ったことのない自分が、私の中にはたくさんいるようです。
最近、「いろいろな自分がいてもいいんだ」と思うようになりました。
理性的な私もいる。
感情的な私もいる。
周りの人を大切にしたい私もいる。
自分の時間を大切にしたい私もいる。
誰かと一緒に過ごすのが好きな私もいる。
1人で自由に過ごしたい自分もいる。
以前なら、どちらかが正しくて、もう一方の気持ちは抑えなければいけないと思っていたかもしれません。
でも今は、
「どちらも私なんだ」
と思えるようになってきました。
感情に蓋をする必要はない。
だからといって、感じたことを全部そのまま行動に移す必要もない。
最近の私が大切にしているのは、
「心は自由。行動は自分で選ぶ。」
ということです。
好きなものは好きでいい。
嫌なものは嫌だと感じていい。
悲しいときは悲しんでいい。
自分の好きなことを大切にしてもいい。
そのうえで、どう行動するかは自分で決める。
それが、今の私にとっての「自分に正直に生きる」ということなのかもしれません。
人生を変えるというと、大きな決断を想像します。
仕事を辞める。
引っ越す。
人間関係を変える。
何か新しいことを始める。
でも、本当はもっと小さなところから始まるのかもしれません。
今日、何を着たい?
今日は休みたい?
これは本当に欲しい?
この人といる私は心地いい?
今、嬉しい?
それとも無理をしている?
そんな小さな問いに、自分で答えていく。
その積み重ねが、少しずつ「私が選んだ人生」をつくっていくのだと思います。
これから先、私の人生がどうなるのかは分かりません。
仕事のことも、家族のことも、自分自身のことも、まだ答えの出ていないことがたくさんあります。
でも以前ほど、「早く答えを出さなければ」と思わなくなりました。
分からない未来には、不安だけではなく「余白」もある。
その余白の中で、自分と対話しながら、一つずつ選んでいけばいい。
50代。
人生について分かったつもりになるには、どうやらまだ早かったようです。
むしろ最近、
「ここからが本番なのかもしれない」
と思っています。
まだ会ったことのない自分に、これから何人会えるのでしょう。
それを少し楽しみにしながら、また日々を過ごしていこうと思います。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
あなたの中にも、まだ出会っていない自分がいるかもしれませんね。