Meta広告の画像や文章、何を変える?比較するときの基本

Meta広告の画像や文章、何を変える?比較するときの基本

記事
ビジネス・マーケティング
「広告の画像を変えたいけれど、どこから直せばいい?」
「クリックが多い広告なら、そのまま続けていいの?」

前回は、問い合わせが増えても契約につながらないときに、相談内容とその後の対応を確認する方法を紹介しました。
今回は、その確認で見つかった課題を、広告の画像や文章の見直しにつなげます。

画像や動画、広告文など、広告で見せる内容を「クリエイティブ」と呼びます。
大切なのは、見た目の好みだけで選ばず、何を確かめるために変えるかを決めることです。
ここでは、自社サイトへ案内して問い合わせを受けるサービスを例に、比較の基本を整理します。

◉まずは「何を確かめたいか」を一つ決めましょう


広告の画像、文章、配信相手を一度に変えると、結果が変わっても、どの違いが関係したのか分かりにくくなります。
まずは、前回確認した相談内容や、お客様からよく聞かれることを振り返りましょう。

1.実際に見つかった課題から考える

たとえば、広告運用の相談サービスで、動画制作だけの依頼が多かったとします。
その場合は、広告を目立たせる工夫よりも、「広告運用の相談」という対応範囲が伝わっているかを確かめる候補になります。
ここからのサービス内容や数値は、説明用の架空例です。

「青い画像より赤い画像の方がよさそう」だけでは、何を学びたいかが曖昧です。
「対応範囲を明示すると、サービスに合う相談が増えるか」のように、確かめたいことを言葉にします。
結果を見た後に都合よく理由をつけず、比較する前にメモしておきましょう。

2.今回変える部分を具体的にする

画像内の見出しを変えるのか、広告文の冒頭を変えるのかを決めます。
たとえば、同じ画像とリンク先を使い、広告文の冒頭だけを比べる、といった形です。
比較の目的に関係する部分を絞ると、次に試す内容を考えやすくなります。
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◉「何が違う広告か」を説明できる形で比べましょう


二つの広告を用意したら、変えた部分と、そろえたい条件を整理します。

1.広告の違いと、配信条件の違いを分ける

広告Aの冒頭を「集客のお悩みをご相談ください」、広告Bを「Google広告・Meta広告の運用をご相談ください」とした例を考えます。
この比較で確かめたいのは、サービスの内容を具体的に伝える違いです。

同時にリンク先ページや料金も変えると、文章の違いだけでは説明できなくなります。
配信時期、予算、配信する相手なども記録し、条件が違う場合は、その影響を考えて結果を読みます。
実際の配信で条件を完全にそろえられたと決めつけないことも大切です。

2.通常の配信結果と、A/Bテストを混同しない

Metaには、広告の違いを検証するためのA/Bテストという方法があります。
ただし、複数の広告を通常どおり配信して数字を並べることと、検証のために設計したA/Bテストは区別しましょう。

今回は、管理画面の操作手順ではなく、比較する前の考え方を扱います。
A/Bテストを使う場合も、何を変え、何を結果として見るかを先に決めます。
画面に表示された機能や設定内容を確認してから進めましょう。
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◉クリックの多さだけで、良い広告と決めない


クリックされても、サービスに合う問い合わせにつながっているとは限りません。
前回と同じように、問い合わせ・条件に合う相談・契約を分けて見ます。

1.今回の目的に合う数字を選ぶ

仮に、広告Aは広告費2万円で問い合わせ10件、条件に合う相談が2件。
広告Bは広告費2万円で問い合わせ6件、条件に合う相談が3件だったとします。

問い合わせ1件あたりの広告費は、Aが2,000円、Bが約3,333円です。
一方、条件に合う相談1件あたりは、Aが1万円、Bが約6,667円になります。
問い合わせ数だけではAが多くても、相談まで見ると判断の材料が変わります。

ただし、この架空例だけでBを採用すべきとは断定できません。
相談の数が少ないうえ、契約や売上もまだ確認していないためです。
クリック数は入口の反応を見る材料として使い、その後の進み方も合わせて確認しましょう。

2.数える基準と、確認する時点をそろえる

広告ごとに「条件に合う相談」の基準が違うと、比べにくくなります。
問い合わせから相談や契約まで時間がかかる場合は、結果を待つ期間も考えます。
「検討中」「未対応」「契約に至らなかった」を分け、まだ分からないものを失敗として数えないようにしましょう。
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◉結果を記録し、次の改善につなげましょう


比較は、どちらかに勝ち負けをつけて終わりではありません。
分かったことと、まだ分からないことを分けて残します。

1.途中の数字だけで急いで結論を出さない

開始してすぐの少ない問い合わせだけでは、判断材料が足りないことがあります。
比較する前に、確認する期間、使える予算、見たい数字を決めておきましょう。
期間や必要な数に、すべてのサービスで使える固定の正解があるわけではありません。
予算や相談までの時間に合わせ、無理のない範囲で計画します。

2.次に試すことを一つ残す

記録するのは、「変えた部分」「配信した期間と広告費」「問い合わせ数と相談数」「分かったこと」です。
条件が違ったことや、相談がまだ検討中だったことも残します。

対応範囲を具体的に書いた広告で相談内容が合うようになったなら、次はリンク先でも同じ説明になっているかを確認する候補になります。
違いがはっきりしなければ、改善効果があったと断定せず、判断を保留します。
一回の結果を、別の時期や別のサービスにも必ず当てはまる法則にしないことが大切です。
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◉まとめ


Meta広告の画像や文章を変えるときは、先に「何を確かめたいか」を決めましょう。
変える部分と比較条件を整理し、問い合わせの数だけでなく、その後の相談や契約も確認します。

まずは、今の広告と最近の問い合わせを見比べ、伝わっていないことを一つ書き出してみてください。
見つかった課題から比較を始めることが、理由の分かる改善につながります。


執筆者:トモヤ
広告運用者×薬剤師ライター。Google広告・Meta広告の運用をサポートしています。お気軽にご相談ください!
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