【案件事例②】「音響・照明」から始まった朗読劇サポート。舞台づくりの中で広がった私の役割

【案件事例②】「音響・照明」から始まった朗読劇サポート。舞台づくりの中で広がった私の役割

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コラム
ココナラで活動を始めてから、さまざまなイベントや撮影のお仕事に関わらせていただいています。

今回ご紹介するのは、小説家の方が主催する朗読劇の制作サポートです。

最初にいただいたご相談は、とてもシンプルなものでした。

「本番当日の音響・照明オペレーションをお願いしたい」

そこから打ち合わせや準備を重ねていく中で、会場下見、SEの準備、稽古への参加、進行整理、出演者・スタッフとの情報共有、動線の検討、そして本番後の音源編集まで、少しずつ担当する範囲が広がっていきました。

振り返ってみると、私自身の「イベントの仕事」に対する考え方がよく表れた案件だったと思います。

音響・照明だけではなく「舞台全体」を見る


朗読劇というと、「出演者が台本を読む舞台」というイメージを持つ方もいるかもしれません。

実際に制作側として関わってみると、出演者の芝居だけでなく、照明、SE、音楽、舞台上の動き、場面転換など、さまざまな要素が組み合わさることで物語の世界がつくられていきます。

今回の公演では主題歌の歌唱もありました。

そこで、

「この場面から歌唱へどうつなぐか」

「出演者はどのように動くか」

「スタッフはどのタイミングで何をするか」

といった部分についても、主催者や関係者の皆さんと相談しながら整理していきました。

稽古に参加して初めて見えてくること


本番に向けて、実際の稽古にも参加しました。

台本や進行表だけでは分からなかったことも、演者の皆さんが実際に動き、声を出し、SEを合わせてみることで見えてきます。

そこで必要なSEを整理したり、出演者の皆さんから情報を伺ったり、関係者への共有事項をまとめたり。

主題歌を担当する方の関係者との打ち合わせや、当日参加するスタッフへのレクチャーなども行いました。

一つひとつは小さな作業かもしれません。

ただ、それぞれをつなげていくことで、出演者の皆さんが本番ではできるだけ芝居に集中できる環境をつくることにつながっていきます。

「それは自分の担当ではない」で終わらせない


今回、最初にご相談いただいたのは音響・照明でした。

もし依頼された作業だけを担当するのであれば、それだけでも仕事としては成立したと思います。

ただ、私はイベントに関わると、どうしても全体を見てしまいます。

「ここは事前に決めておいた方がいい」

「この情報はスタッフにも共有した方がいい」

「この動線なら、こちらから登場した方が自然なのでは」

そんなことに気づけば、主催者や関係者の皆さんと相談しながら一つずつ整理していきます。

結果として今回は、

音響・照明 → 会場確認 → SE準備 → 稽古 → 進行整理 → 関係者調整 → 本番運営 → 音源編集

と、最初の依頼から大きく役割が広がりました。

一つの作品を、みんなでつくる

もちろん、舞台は一人ではつくれません。

作品を生み出す主催者がいて、それを表現する出演者がいて、さまざまな形で支えるスタッフがいて、そして観に来てくださるお客様がいます。

私はその中で、それぞれの役割がうまくつながるように、裏側から支える仕事を担当したのだと思っています。

本番を終えたあと、主催者の方から大変ありがたい評価をいただき、次回についても「ぜひ企画段階から入ってほしい」とお声がけいただきました。

最初は「音響・照明をお願いしたい」という一つの相談だったものが、次の作品にもつながっていったことは、とても嬉しく感じています。

この仕事から改めて気づいた、自分の強み


今回の経験を振り返ってみて、改めて感じたことがあります。

私の強みは、音響だけでも、照明だけでも、撮影だけでもないのかもしれません。

「やりたいこと」を聞いて、実現するために必要なことを整理し、人・情報・現場をつないで形にしていくこと。

野外イベントを15年以上続けてきた中で、知らないうちに身についていた力なのだと思います。

だからこそ、「何を頼めばいいのか分からない」という段階でも大丈夫です。

イベント、ライブ、舞台など、何かやってみたいことがあれば、まずはその「やりたいこと」から聞かせてください。

必要なものを一緒に整理して、実現できる形へ落とし込んでいく。

そんな関わり方ができればと思っています。

今回ご一緒した皆さま、素敵な機会をありがとうございました。
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