ココナラで仕事を始めてから、撮影やイベント運営だけでなく、企画や資料作成についてご相談いただく機会も増えてきました。
今回ご紹介するのは、ある商品の企画・商品化に関わる支援です。
最初から商品化全体をお手伝いする予定だったわけではありません。
始まりは、企画についての「壁打ち相談」でした。
最初の仕事は「一緒に考えること」
最初にご相談いただいた段階では、クライアントの中にすでにさまざまなアイデアがありました。
そこで私が行ったのは、新しいアイデアを一方的に出すことではなく、
「何を実現したいのか」
「誰に届けたいのか」
「そのために何を決める必要があるのか」
といったことをヒアリングしながら、一緒に整理していくことでした。
オンラインでお話を伺い、論点を整理して資料としてまとめる。
最初は、そんな比較的小さなご依頼でした。
相談から「実際に使うもの」の制作へ
その後、再びご相談をいただきました。
今度は、企画した内容をお客様へ届けるための案内文やデザイン制作です。
考えていることを整理する段階から、実際にお客様が目にするものを作る段階へ。
ここでは単に文章を書くのではなく、
「どんな人に来てもらいたいのか」
「何を魅力として伝えるのか」
「どんな体験をしてもらいたいのか」
といった最初の企画まで振り返りながら制作しました。
個人的に面白かったのは、ここからです。
さらに「商品を世に出すための資料」へ
その後もご相談が続き、支援範囲はさらに商品そのものへ広がっていきました。
商品化に向けた情報を整理し、企画資料として構成したり、仕様について整理したり。
最終的には、
・製造に関する仕様の整理
・顧客へのヒアリング項目の整理
・製品を評価するための基準整理
・出荷前に確認する項目の整理
など、実際に商品を運用していくための資料作成までお手伝いしました。
最初の「ちょっと相談したい」から考えると、かなり遠くまで来たと思います。
「相談する人」と「作る人」を分けなくてもいい
今回の仕事で改めて感じたのが、
考えることと、作ることは、必ずしも別々ではない
ということです。
企画を考える人。
文章を書く人。
資料を作る人。
現場で動く人。
一般的には、それぞれ別の仕事として扱われることも多いと思います。
ただ、小さなプロジェクトでは、間にたくさんの人が入ることが必ずしも良いとは限りません。
相談の段階から背景を理解している人が、そのまま制作まで関わる。
だからこそ、最初に話していた目的を見失わずに形にできることもあります。
私は本業でコンサルティングに携わる一方、イベントや映像制作などでは実際に自分で手を動かしてきました。
一見バラバラだったこの経験が、今回のような仕事では意外なほどつながりました。
ひとつの依頼から仕事が広がった理由
今回、最も嬉しかったのは、大きな仕事を受注できたことそのものではありません。
最初の仕事を終えたあとに、
「これも相談してみよう」
と思っていただけたことです。
そして、その仕事を終えると、また次の相談をいただく。
相談 → 整理 → 制作 → 次の相談
という形で少しずつ関係が広がっていきました。
振り返ると、私は特定の成果物を売っていたというより、
「まだ整理されていないことを一緒に考えて、実際に使えるところまで形にすること」
を買っていただいていたのかもしれません。
「何を頼めばいいか分からない」からでも
ココナラでは「PowerPointを作ってほしい」「撮影してほしい」といった明確な依頼だけでなく、
「こういうことをやりたいけど、どう進めればいい?」
という段階からのご相談も受けています。
むしろ、そうした状態から一緒に整理していく仕事は、私が好きな仕事の一つです。
企画を整理するだけで終わることもあれば、資料を作ることも、撮影することも、イベントの現場に立つこともあります。
重要なのは手段ではなく、
「やりたいことを、どうすれば実現できる形にできるか」
を考えること。
今回の仕事は、それを改めて実感させてもらった案件でした。
ご相談いただき、ありがとうございました。