前の記事では、ラボグロウンダイヤモンドとは何か、天然ダイヤモンドとの違いについて紹介しました。
次に気になるのが、天然ダイヤモンドとの価格差ではないでしょうか。
特に1ct前後になると価格差が大きくなり、ダイヤの選び方も変わってきます。
■ ラボグロウンダイヤモンドはなぜ安い?
天然ダイヤモンドは、自然の中で形成されたものを採掘し、選別、研磨して市場に流通します。
産出量や品質、サイズによって希少性が変わり、それが価格にも影響します。
一方、ラボグロウンダイヤモンドは、人工的に整えた環境で成長させることができます。
製造設備や技術は必要ですが、自然界から採掘できる量だけに限定されるものではありません。
生産技術の向上や供給量の増加によって、天然ダイヤモンドより価格を抑えやすくなっています。
■ 安いから偽物というわけではない
ラボグロウンダイヤモンドの価格が低いのは、ダイヤモンドに似せた模造石だからではありません。
天然ダイヤモンドとは、生まれる場所や供給の仕組み、希少性の考え方が異なるためです。
価格だけを見るのではなく、天然かラボかが明確に表示されていることや、販売店が石の情報を説明していることも確認します。
■ 1ctになると選び方が変わる
天然ダイヤモンドでは、サイズが大きくなるほど価格も大きく上がります。
特に1ct前後になると、
・1ctは欲しいけれど予算を超える
・サイズを下げる
・カラーやクラリティを調整する
といった選択が必要になることがあります。
ラボグロウンダイヤモンドは石の価格を抑えやすいため、1ctというサイズも候補に入れやすくなります。
■ 1ctは実際にどのくらいの大きさ?
一般的なラウンドブリリアントカットの場合、1ctの直径は約6.4〜6.5mmが一つの目安です。
カラットは大きさではなく、重さを表す単位です。そのため、同じ1ctでもカットの深さやプロポーションによって直径は多少変わります。
リングとして見た場合、0.3ctと1ctでは正面から見た存在感にも大きな違いがあります。
■ 4Cをどこまで求める?
ダイヤを選ぶときには4Cが大切な基準になります。ただし、すべてを高いグレードにすれば満足度も高くなるとは限りません。
・天然であること
・カラーやクラリティ
・見た目の大きさ
・予算とのバランス
何を重視するかによって、選ぶダイヤも変わります。
評価の数字だけでなく、実際に見たときの明るさや存在感も確認することが大切です。
■ 大きなダイヤほど石留めとのバランスも大切
1ct前後のダイヤは存在感がある一方、石を留める爪や石座の作り方によってリング全体の印象が変わります。
大きく見せるために爪や石座を細くしすぎると、日常使いに必要な強度とのバランスが崩れることがあります。
反対に、地金を重くしすぎると、ダイヤ本来の輪郭が見えにくくなります。
ダイヤの大きさだけでなく、石留め、リングのデザイン、着けやすさまで合わせて選ぶことが大切です。
作りの良さは、バランスに出ます。
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