加齢のせいか、以前より食が細くなりました。
一日二食。おやつもほとんど食べない。
体重は増えも減りもしないけれど、体型は変わった。
ダイエットをしているわけではなく、どうやら「食べること」への熱意が薄くなったようです。
実は私はファスティング(断食)セラピストでもあり、7日間の断食プログラムを経験したこともあります。
その経験から、食べる量だけではなく「何を食べるか」を意識するようになりました。
特に食品表示を見るようになると、今まで気にせず食べていたものにも、いろいろな原材料が使われていることに気づきます。
すると今度は、気にしすぎるようになりました。
夏の暑い日には、大きな丼いっぱいの生野菜だけ。
肉も魚も遠ざかり、気づけばベジタリアンのような食生活に。
ある日、山盛りの葉っぱを見ながら、以前飼っていたウサギを思い出しました。
「私は、いつからウサギになったんだ?」
我に返りました(笑)。
思い返せば、その頃は食生活だけでなく、気持ちまでどこか穏やかすぎたように感じます。
争いごとを避け、あまり意見を言わず、以前ほど「やってやろう」という気力も湧いてこない。
まるで捕食されるのを待つウサギ。
いやいや、世間には熊もイノシシもいる。
ツンとした猫だっている(笑)。
このままではいけない。
そこで「避けること」ばかりだった食事を見直し、肉や魚も含め、バランスよく食べることを意識するようになりました。
さらに占いを学んで面白かったのが「五行」という考え方です。
五行では、木・火・土・金・水という五つの性質から、食べ物について考える方法もあります。
例えば「火」なら赤い食材、「木」なら緑のもの、「金」なら白、「土」なら黄色、「水」なら黒など。
私はこれを「この食材を食べれば不調が治る」という意味ではなく、
「今の自分には何が足りないだろう?」
と考えるきっかけとして楽しんでいます。
最近やる気が落ちているな。
少しイライラしているな。
疲れがたまっているな。
そんな時、自分の心と身体を観察しながら、食事を選んでみる。
すると「何となく食べる」から、「自分のために選んで食べる」へ行動が変わりました。
行動が変われば、それが少しずつ習慣になります。
食事は毎日のことだからこそ、その積み重ねは大きい。
占いも同じなのかもしれません。
未来を当てるためだけではなく、今の自分を知り、次に何を選ぶかを考えるために使う。
今日の自分には、何が必要だろう?
そう考えながら食卓を見るようになったことも、五行を学んで得た小さな変化です。
とりあえず今の私は、葉っぱだけを見つめて暮らすウサギ生活からは卒業しました(笑)。
自分を知れば、選ぶものが変わる。
選ぶものが変われば、行動が変わる。
そして行動の積み重ねが、いつか自分の習慣をつくっていくのだと思います。