10代、20代の若い世代は、肌にも張りがあって、それだけで充分魅力的。羨ましい限りです。
今はメイクの情報も簡単に手に入り、女性だけでなく男性も眉を整えたり、メンズメイクを楽しんだりする時代になりました。
ところで、顔の印象を考えた時、意外と大きな存在なのが「眉毛」です。
髪型や服装ほど目立たないのに、眉の太さや濃さ、角度が少し変わるだけで、優しく見えたり、凛々しく見えたりする。
考えてみれば、眉毛って、その人の「意志」が現れやすい場所なのかもしれません。
私自身、社会に出たばかりの頃は、TPOを考えながら派手になりすぎないメイクをしていました。
好きな人ができると、鏡に向かう時間が増える。
眉毛を整え、「弓なりが女性らしい」と聞けば弓形にしてみる。
今思えば、内面を知ってもらうより先に、眉毛で「こんな私を見て」と存在をアピールしていたのかもしれません(笑)。
ところが恋より仕事へ意識が向くようになると、眉も太めで真っすぐな一文字へ。
「自分でやる」「前へ出る」
そんな気持ちが、そのまま顔に現れていたように思います。
これは男性にもあるのではないでしょうか。
仕事で結果を出したい時、好きな人に会う時、大切な面接や商談、人前に立つ日。
髪を整え、髭を剃り、眉を少し整える。
鏡に映った自分を見て、
「よし、行こう」
と気持ちが切り替わる。
外見を整えているようで、実は内側のスイッチも入れているのかもしれません。
年齢を重ねれば、眉の好みも変わります。
自信に満ちている時には、太く、はっきりした眉を選びたくなる。
人との調和を大切にしたい時には、自然で柔らかな眉にしたくなる。
少し目立ちたくない時には、無意識に薄く控えめにしていることもあるでしょう。
もちろん、眉の形だけでその人の性格や心理を決めることはできません。
ただ、毎朝何気なく整えている眉には、**「今の自分」と「どう見られたい自分」**の両方が表れることがあります。
だったら逆に、自分から眉を選んでみるのも面白い。
今日は自信を持ちたいなら、少しはっきりと。
人に柔らかく接したいなら、角度を優しく。
勝負の日なら、いつもより丁寧に整える。
これは男女共通です。
鏡の中の自分が変われば、気持ちも少し変わる。
気持ちが変われば、姿勢や表情が変わる。
そして、意志が変われば行動も変わっていく。
眉毛は、小さな自己表現であり、小さな心理戦。
相手の眉から心理を想像するのも面白いけれど、まずは明日の朝、自分の眉をじっくり見てみませんか。
そこには、今の自分だけでなく、
「これから、どんな自分でありたいのか」
という小さな意志まで映っているかもしれません。