初めましての方も、いつもブログを読んでくださっている方も、ありがとうございます。
霊視鑑定師の桜井みおです♡
これまで恋愛や結婚、人間関係、お仕事など、さまざまなお悩みを視させていただいてきました。
このブログでは、日々の鑑定を通して感じたことや、迷った時に少し心が軽くなるようなお話をお届けしています。
今日は、
「なぜか忘れられない人。そのご縁には意味がある?」
というお話です。
もう何年も会っていないのに、ふとした瞬間に思い出す。
新しい恋をしても、心のどこかにその人がいる。
連絡を取っているわけでもないのに、なぜか完全には消えてくれない。
そんな人がいると、
「まだ好きだから忘れられないのかな」
「この人が運命の人だから?」
「いつかまた繋がるということ?」
そんなふうに、理由を探したくなるものです。
そして実際、鑑定でも、
「どうしてこの人だけ忘れられないのでしょうか」
というご相談は、とても多くいただきます。
でも、これまでたくさんのご縁を視てきて感じるのは、
忘れられない人=必ず結ばれる人
ではない、ということです。
ただし。
だからといって、その人との出会いに意味がなかったわけでもありません。
むしろ、何年経っても心に残り続ける人ほど、その人との間に、
まだ受け取りきれていないもの
が残っていることがあります。
「忘れられない=まだ好き」とは限らない
以前、
「元彼と別れてもう数年経つのに、どうしても忘れられません」
というご相談をいただいたことがあります。
ご相談者様は、その後ほかの男性ともお付き合いされていました。
決して毎日元彼のことを考えているわけではありません。
それでも、ふとした瞬間に思い出してしまう。
似た香りや場所、季節の空気だけで、当時の記憶が突然戻ってくる。
そして、
「こんなに長く忘れられないなら、やっぱりあの人が運命の人だったのでしょうか」
とお話しされました。
私は、お二人のご縁に意識を合わせながら視ていきました。
確かに、ご縁そのものは薄くありませんでした。
一時的にすれ違っただけの軽いご縁、という印象でもありません。
けれど、視えてきたのは、
「もう一度結ばれるために残っているご縁」ではない
ということでした。
むしろ強く感じたのは、
この恋を通して、ご相談者様自身が気づくべきことがまだ残っている
という感覚でした。
当時の彼女は、相手に嫌われることをとても怖がっていました。
寂しくても「会いたい」と言えない。
本当は傷ついていても、重いと思われたくなくて笑って流してしまう。
相手に合わせることを優しさだと思い、自分の気持ちを後回しにする恋をしていました。
そして別れたあとも、
「もっと我慢できていたら続いていたのかもしれない」
「私が求めすぎたのかもしれない」
と、ずっと自分を責めていたのです。
でも、霊視で伝わってきたものは、その逆でした。
その恋が彼女に残したものは、
「もっと我慢しなさい」ではなく、
「もう自分を後回しにする恋をしなくていい」
という気づきでした。
私はそのことをお伝えしたうえで、
「忘れることを目標にしなくても大丈夫です。
思い出すこと自体が悪いわけではありません。
ただ、戻るために思い出しているというより、次の恋で同じ苦しみ方をしないために、まだ心の中に残っているように感じます」
とお話ししました。
その後、ご相談者様は元彼のSNSを見ることをやめました。
無理に嫌いになろうとしたわけでも、思い出を消そうとしたわけでもありません。
ただ、
「あの恋には意味があった。でも、戻る必要はない」
そう思えるようになったそうです。
数か月後、
「ずっと忘れなきゃと思っていたから苦しかったんだと気づきました。
今は思い出しても、前ほど胸が苦しくありません。
あの恋があったから、自分を大切にすることを考えるようになりました」
とご連絡をいただきました。
このように、
忘れられなくなった原因を理解した途端、自然と執着がほどけていく
ことがあります。
私は、それもひとつの「ご縁の役目が終わったサイン」だと思っています。
一度離れても、まだ流れが残っているご縁もあります
一方で、
離れているけれど、まだ終わっていない
と感じるご縁もあります。
以前、事情があり突然連絡が途絶えてしまったお相手について、
「このまま終わるのでしょうか」
とご相談いただいたことがありました。
お二人のご縁を視た時、不思議と「完全に切れた」という感覚がありませんでした。
たとえるなら、太い糸でしっかり結ばれているというより、
目には見えない細い糸が、まだ静かに残っている
ような感覚です。
ただ、その時の流れでは、すぐに動くご縁でもありませんでした。
お相手側にも余裕がなく、ご相談者様側も「この人との関係」だけに意識が集中しすぎている状態。
今ここで連絡を重ねれば、関係が戻るどころか、かえって相手が距離を取ってしまう可能性が高いように視えました。
そのため私は、
「今は追いかける時ではないように感じます。
ただ、ご縁自体が完全に終わった印象もありません。
今は一度、相手ではなくご自身の生活に意識を戻した方が、結果的に流れが動きやすくなりそうです」
とお伝えしました。
ご相談者様は、本当は何度も連絡したかったそうです。
でも、鑑定結果を受けて、一度連絡をやめました。
仕事や友人との時間を大切にしながら、少しずつ相手から意識を離して過ごされたそうです。
そして数か月後。
思いがけないきっかけから、再び相手との接点が生まれました。
その時、
「先生に今は動かない方がいいと言われていなかったら、焦って何度も連絡していたと思います。
待つことにも意味があるんですね」
という言葉をいただきました。
ご縁というものは、不思議です。
自分から強く握ろうとすると遠ざかるのに、少し力を抜いた時に、自然と戻ってくることがあります。
もちろん、
「待てば必ず戻ってくる」
という意味ではありません。
ただ、
ご縁には“動く時期”と“動かない時期”がある
ということです。
そして、動かない時期に無理に動かすことで、本来なら残っていたはずのご縁まで苦しいものに変わってしまうこともあります。
忘れられないからといって、今動くべきとは限らない
ここは、とても大切なところです。
忘れられない相手がいると、人はどうしても、
「何かした方がいいのでは」
と思ってしまいます。
連絡した方がいいのか。
気持ちを伝えるべきなのか。
もう一度会いに行くべきなのか。
けれど、
忘れられないという感情と、今そのご縁を動かすべきかどうかは別です。
霊視でご縁を視ていると、
心には強く残っているけれど、現実ではもう離れた方がいいご縁もあります。
逆に、
何年も離れているのに、不思議とまだ流れが消えていないご縁もあります。
だから私は、
「思い出すから運命の人」
「忘れられないから復縁できる」
とはお伝えしません。
それよりも大切なのは、
なぜ今も、その人があなたの心に残っているのか。
ということです。
まだ相手との流れが残っているからなのか。
あなた自身が受け取るべき気づきが残っているからなのか。
それとも、次のご縁へ進むために手放すべき感情が残っているからなのか。
同じ「忘れられない」でも、その理由は一人ひとり違います。
ご縁の深さと、「結ばれるかどうか」は別のもの
恋愛のご縁というと、
出会う。
付き合う。
結婚する。
そこまで進んで初めて、
「意味のあるご縁だった」
と思ってしまう方も多いです。
でも、私はそうは思いません。
一緒にならなかったとしても、その人と出会ったことで価値観が変わることがあります。
自分がどれほど我慢していたかに気づくこともあります。
本当はどんな恋をしたかったのかを知ることもあります。
人によっては、その恋が終わったことで初めて、自分自身の人生を取り戻していくこともあります。
そう考えると、
深いご縁=ずっと一緒にいるご縁
とは限りません。
人生のほんの一時期しか一緒にいなくても、その後の人生を大きく変える人はいます。
私は、そういうご縁もまた、とても深いご縁だと思っています。
「忘れられない自分」を責めなくていい
もし今、忘れられない人がいるなら、
「いつまで引きずっているんだろう」
「早く忘れなきゃ」
「新しい恋に進まなきゃ」
と、自分を急かさなくても大丈夫です。
忘れることだけが、前に進むことではありません。
思い出しても苦しくなくなること。
相手の幸せを想像しても心が大きく乱れなくなること。
「あの人との恋も、自分の人生の一部だった」と思えること。
それも、ちゃんと前に進んでいる状態です。
ただひとつ、自分に問いかけてほしいことがあります。
その人を想い続けることが、今のあなたを幸せにしていますか?
もし、その想いが今のあなたをずっと苦しませているのなら、
「この人を忘れる方法」
ではなく、
「なぜ私は、この人をまだ手放せないのだろう」
というところを見てみてください。
そこに、今のあなたに必要な答えが隠れていることがあります。
ご縁は、ただ結ばれるためだけに存在するものではありません。
出会うためのご縁。
学ぶためのご縁。
一度離れて、また巡り合うご縁。
そして、次の幸せへ進むために手放すご縁。
形は違っても、出会ったことそのものに意味を持つご縁はあります。
もし今、
「どうしてこの人だけ忘れられないんだろう」
「このご縁はもう終わっている?」
「また繋がる可能性はある?」
「私は待つべき?それとも進むべき?」
そんなふうに一人で答えを探し続けているのであれば、お二人の今のご縁の状態や、お相手のお気持ち、これから流れが動く可能性まで、霊視で丁寧に視させていただいています。
答えを無理に決めるためではなく、
今の自分が、どちらを向いて歩けばいいのかを知るために。
必要な時に、頼っていただけたらと思います。
必要な方に、ご縁がありますように。
桜井みお