春分の日、奇跡が降る日ではない

春分の日、奇跡が降る日ではない

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占い
何度も「特別な日」を待った。 何も変わらなかった。

3月20日。春分。

占いに頼り続けていた頃、 
こういう「特別な日」に 何かが変わることをただ待っていた。

「宇宙元旦」「エネルギーが変わる日」「流れが切り替わる日」

そんな言葉を聞くたびに、どこかで期待していたのです。

今日こそ、何かが起きるのではないか
今日こそ、人生が変わるのではないか。

でも——

何も起きませんでした。

現実は昨日の続きで、世界は静かなままでした。
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でも今は知っています。

春分の本当の意味は、
「奇跡が降ってくる日」ではありません。

静かに自分の声が聞こえる日です。

昼と夜の長さが、一年でただ一度、同じになります。

陰と陽が、ぴたりと釣り合う日。

自然界が一度、ゼロ地点に戻る瞬間です。

この日だけは、世界のバランスが整う。

だから人の内側も、ほんの少しだけ整いやすくなるのです。

普段は、思考のノイズが多すぎます。

やらなければいけないこと。
誰かの期待。社会の常識。未来への不安。

それらの声が重なって、
本当の自分の声はほとんど聞こえなくなっている。

でも春分の日は、そのノイズが少しだけ静まる。

すると、普段は聞こえない声がふと浮かび上がります。

「本当はやめたいこと」
「本当はもう無理なこと」「本当は違うと感じていること」

それは大きな夢ではないかもしれません。

むしろ逆です。

多くの場合それは、静かな違和感として現れます。


・本当は続けたくない習慣
・本当は会いたくない人
・本当はやりたくない仕事

魂は、大きな声では語りません。

ただ、小さな違和感として
何度もサインを送っています。

だから今日だけ、少しだけ静かな時間を作ってみてください。

特別な儀式は必要ありません。

ただ、紙を一枚用意して一行だけ書いてみてください。

「私が本当はやめたいのは、___だ」

それだけでいいのです。

その一行は、人生を変える魔法ではありません。


でも、あなたの内側にある声を
この世界に初めて書き出す瞬間になります。

それは、誰かのための人生から少しだけ離れて

自分の人生に戻る小さな入口です。


春分とは、宇宙から奇跡が降る日ではありません。

あなたの内側にある本当の声が聞こえやすくなる日です。

もし今夜、その声を一行でも書けたなら

それはもう、新しい一年の始まりかもしれません。

あなたの宙元旦は、きっとそこから始まります。

——凪 見えすぎてしまう人間が、ここにいます。
 迷い続けた経験があるから、見えるものがある。

 あなたの中に、もう答えはある。 
この経験を、誰かの光にしたい。
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