再生数の多い動画を真似しても伸びない理由(1146本を調べました)

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ショート動画を伸ばしたくて、再生数の多い動画を探して真似する。
これで伸びなかった人に向けて、調べた結果を置いておきます。

■ 再生数は「チャンネルの大きさ」を測っているだけ

登録者100万人のチャンネルが200万再生を出しても、それは平常運転です。
そこに型はありません。いつもどおりに出したら、いつもどおり回っただけ。

見るべきなのは、普段2万再生のチャンネルが突然90万再生を出した動画です。
その差は運か、型か、どちらかしかありません。

■ そのチャンネル自身の中央値で割る

やり方は単純です。

 外れ値スコア = その動画の再生数 ÷ そのチャンネルの中央値

普段2万で90万なら45倍。普段500万で200万なら0.4倍。
チャンネルの大きさが約分されて、伸び方だけが残ります。

■ 実際に1146本を調べました

登録者3,000〜40万人の日本語チャンネル42件から、直近のショート1146本を集めて計算しました。
スコア5以上は35本。上位はこうなりました。

・32.2倍 IQが高い人がやりがちなミス3つ(普段7,550回 → 24.3万回)
・12.1倍 任天堂がジョイコンの外し方13手順を公開した本当の理由(普段4.2万回 → 50.9万回)
・15.6倍 最強キャラランキング 第6位(普段1.55万回 → 24.2万回)
・10.2倍 食べ物の役立つ雑学 まとめ(普段2,150回 → 2.2万回)

並べると、共通点が見えてきます。

■ 見えた型を3つだけ

1. 「3つ」と先に宣言して並べる
  見る前に終わりが見えるので離脱しない。数字は3。5以上にすると最後まで持ちません。

2. 有名作品の「本当の理由」を1つだけ明かす
  題材の説明が要らないので、2秒で本題に入れます。国民的な題材に限ります。

3. 単発ではなく「まとめ」にする
  同じチャンネルで、単発は中央値2,150回、「まとめ」を付けた回は1.2〜2.2万回。
  既存の動画を3〜5本つなぐだけなので、新しく撮る必要がありません。

■ 注意している点

ひとつ落とし穴がありました。
上位に同じチャンネルが9本並んだのですが、全部が新曲の宣伝を1週間で連投したものでした。
これは型ではなく1回のキャンペーンなので、1チャンネルあたり3本までに制限して外しています。

こういう「見かけ上の外れ値」を落とさないと、真似できない型を掴むことになります。

■ おわりに

再生数の順に並べ替えるのをやめて、中央値で割ってから並べ替える。
これだけで、見る対象がまったく変わります。

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