洋服の色は、黒と白がメイン。
アウターは8割黒、Tシャツやノースリーブなど洗濯頻度が高いコットン素材は白。
自分の中でカラー選択は明確である。
紺と茶色ばかりを好んで着ていた、ファッション販売員時代。クラシコイタリアという、イタリアのクラシックなスーツ文化に惚れ込み、自分なりに楽しんでいたからだ。
イタリア語で「アズーロ・エ・マローネ」は、「青と茶」を意味する。ネイビースーツに茶の革靴。
紺の服飾雑貨、茶の革製品を夢中で集めた。
その文化のベースとなるカラーリングをファッションのスタイリングで意識していたからだ。
仕事と遊びを分けず、どこへ行くにもスーツだった。
百貨店を退職、転職先のメンズアパレルショップも閉店。これまで理想とするスーツスタイルに近づくため、だいぶ身銭を切ってきたが水商売酒屋の代表として始動するにあたり心機一転。
黒の革靴2足、それに伴いスーツも吟味して残りは手放した。
メルカリさんありがとうございます。
黒と白は対比する際によく使われる。
どちらも、X軸の両端に位置するとイメージされているからだ。
「オセロ」
「物事の黒と白」
「黒星、白星」
「ブラックマンデー、ホワイトデー」
ところが、わかっちゃったんだ。
黒と白は、隣り合わせということに。
むしろ、手と手を取り合ってさえ見える。
水商売酒屋の代表として、黒ジャージと白Tシャツを毎日着ることで見えた世界。
黒ジャージは劣化すると、徐々に白っぽくなる。
白Tは汚れると茶色くなり、黒ずんでくる。
X軸の両端にある黒と白は互いに引き寄せられて、やがて時間の流れにより原点「ゼロ」に近づいていく。
黒髪で生まれた赤ちゃんが、年を重ねて白髪になるように。その間に、分別が付きカラーリングをして茶髪になる時もあるだろうが、放っておけばやがて白髪になる。
白黒つけずに、その間も楽しんでいきたい。
昨年末、珍しくド派手ニットを古着屋で購入したことを自分への言い訳としている。
やっぱり洋服好きですわ。