家族に「考えすぎだよ」と言われて、愛犬の不安を話せなくなった時に
「最近、いつもと少し違う気がするんだよね」
そう家族に話した時、
「気にしすぎじゃない?」
「そんなに心配しなくても大丈夫だよ」
と言われたことはありませんか。
家族は、あなたを安心させようとしてくれたのかもしれません。
それでも、「私が考えすぎなのかな」と自分の感覚が分からなくなり、それ以上話せなくなることがあります。
そして一人で検索を続けるうちに、不安な情報ばかりが目に入り、さらに苦しくなってしまうこともあります。
【「何か変」は、なかったことにしなくていい】
いつも一緒にいる飼い主さんだからこそ気づける、「何か変」「いつもと違う」があります。
食べ方、歩き方、眠り方、表情など、はっきり説明できなくても、毎日見ているから感じ取れる違いがあります。
その感覚だけで病気や体調を判断することはできません。
けれど、動物病院に5年間勤務し、1000頭以上の犬猫と飼い主さんに関わるなかで、飼い主さんの小さな気づきが、獣医師へ状態を伝える大切な手がかりになる場面を見てきました。
だから、「気のせいかもしれない」と、なかったことにしないでほしいと思います。
いつ、どのような場面で、何がいつもと違って見えたのかをメモし、体調について気になることは獣医師へ伝えてください。
確認した結果、特に問題がなければ、それに越したことはありません。
自分の気づきを大切にして一つ行動することが、将来「あの時、気づいていたのに」と自分を責める後悔を減らすことにもつながると思います。
【頭の中にあることを3つに分ける】
不安なまま一人で考え続けていると、実際に見たことと「もし何かあったら」という想像が混ざり、何に困っているのか分からなくなることがあります。
そんな時は、次の3つに分けてみます。
【1.実際に見た愛犬の変化】
判断や予想を加えず、実際に見たことを書きます。
・いつ気づいたか
・どのような場面だったか
・何がいつもと違って見えたか
「元気がない気がする」だけでなく、「昨日の夕方、ごはんを出しても、しばらく近づかなかった」というように、見たことをそのまま言葉にします。
【2.その時に自分が感じたこと】
次に、自分の気持ちを書きます。
「何かを見落としていたら怖い」
「家族に話しても分かってもらえない気がして寂しい」
気持ちは、正しいか間違っているかを決めるものではありません。自分が何を不安に感じているのかを知る手がかりです。
【3.専門家に確認したいこと】
最後に、獣医師などの専門家へ確認したいことを考えます。
たとえば、
「この変化について、どのような様子を記録して伝えるとよいですか」
というように、聞きたいことを言葉にします。
これは病気を判断したり、受診の要否を決めたりするためではなく、専門家へ伝えたいことを整理するためのものです。
【一人では分けにくい時は】
不安が強い時に、一人で事実と気持ちを分けるのは簡単ではありません。
ココナラの30分ビデオ相談では、病気の判断や治療方法の助言は行いません。
言葉にならない不安を伺いながら、
・実際に気になっていること
・今、感じていること
・専門家に確認したいこと
を一緒に整理します。
30分後に、「何を確認したいか」「次にできそうなことはあるか」のうち、一つが見えることを目指します。
相談は30分・2,500円です。カメラをオフにして、音声だけでもご利用いただけます。
家族には話しにくい気持ちも、まとまっていないままお聞かせください。