AIに聞く前に、自分で決めておくこと|実際に使っているプロンプト3つ

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AIを使っていて困るのは「答えが返ってこないこと」より、「返ってきた答えをそのまま使ってよいか分からないこと」だと思います。
私は長野の禅寺の住職をしながら、毎日AIを仕事に使っています。寺の事務、文書づくり、業務自動化ツールの開発と保守。そのなかで、手元に残って繰り返し使っているプロンプトがいくつかあります。
今日はそのうち3つを、そのままコピーして使える形で置いておきます。無料です。何かを買っていただく必要はありません。

■ 1. 公開してよいもの・守るものを分ける
発信や商品づくりの前に、素材を三色に分ける使い方です。

次の素材を、公開してよいもの、慎重に一般化すべきもの、絶対に公開しないものに分けてください。
素材:
[箇条書き]
分類:
緑: そのまま一般論として使える
黄: 個人・場所・時期・金額・特殊事情を消せば使える
赤: 公開しない。クラウドAIにも入れない
各項目について、理由と安全な言い換え案を出してください。

寺では、話せることと話せないことの線引きが日常です。その感覚をそのままAIの使い方に持ち込んだのがこれです。

■ 2. 発信前の「言い過ぎ」チェック
書いた文章を公開する前に通すものです。

次の文章を、公開前の安全チェックとして読んでください。
文章:
[本文]
チェックしてください。
1. 成果保証に見える表現
2. 読者の不安を煽りすぎる表現
3. 専門家の助言を代替するように見える表現
4. 守秘情報の匂いが残る表現
5. もっと穏やかな言い換え
最後に、公開向けの短い修正版を出してください。

正直に書きますと、私はこれを通さずに出品文を書いて、先日ひとつ取り下げを受けました。「期間限定」と書きながら、その期間を書いていなかったためです。景品表示法の観点で問題があると指摘され、その日のうちに直しました。自分で作ったチェックを自分で飛ばしていたわけです。

■ 3. 本当に今やるべきか
公開・送信・出品のボタンを押す前に、一度止まるためのものです。

私は今、次の行動をしようとしています。
行動:
[行動]
これを今日やるべきか、明日に回すべきか判定してください。
基準:
公開後に戻せないか
価格や約束が含まれるか
人に通知が飛ぶか
眠い/焦っている状態で判断していないか
結論は「今日やる」「下書きだけ」「明日に回す」の3択で出してください。

夜に決めたことは、翌朝に見ると大抵ちがって見えます。この3択に落とすだけで、取り返しのつかない操作をかなり減らせました。

■ 使うときのお願い
個人名、取引先名、金額の明細、まだ公表していない事情は入れないでください。まずは架空の情報で試して、出力をそのまま公開せず、最後はご自身の目で削ってください。迷ったら「公開しない」を初期値にするのが安全です。

この3つが役に立ったという方がいらっしゃれば、手元にある残りのプロンプトも整えて出そうと思います。まずは反応を見てから決めます。

※本記事の内容は、特定の成果を保証するものではありません。
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