最近、架空のフレンチトースト専門店を題材に、
「一度来てくれたお客さんに、もう一度来てもらうには?」
という再来店施策を考えています。
SNSで話題になり、休日には行列ができるお店。
新規のお客さんは集まっている一方で、一度来てくれた人に、もう一度お店を思い出してもらう仕組みがありません。
そこで活用したいと考えたのが、今ある公式LINEです。
このお店では、新規来店時に割引クーポンをきっかけに友だち追加してもらっており、
LINEの友だち=ほぼ来店経験のあるお客さんです。
ただ、ここでひとつ疑問が。
インスタと公式LINE、両方を運用するなら
何をどう使い分ける?
季節の新メニュー写真をインスタにもLINEにも載せるだけなら、
わざわざ2つ運用する意味はあるのか。
そんなことを考えていたとき、ヒントになったのが、
私が実際に通っている食パン屋さんの発信でした。
実際にW運用している食パン屋さんを見てみた
同じ情報を発信していても、インスタとLINEでは伝え方が違っていた。
参考にしたのは、よく行く食パン屋さん
スタンダードな食パンのほか、週替わり・月替わりの商品を販売しているお店です。
インスタとLINEを見比べてみると、新メニューの告知には同じ写真が使われていました。
違っていたのは、テキストの情報量。
たとえば「抹茶×ホワイトチョコパン」を紹介するとしたら、
こんなイメージ
LINEではポイントを絞って紹介し、詳しい情報はインスタへ誘導。
実際、この食パン屋さんのLINEでは、画像をタップするとインスタやYouTubeへ移動できるようになっている。
LINEで新商品を知る。
気になったらインスタで詳しく見る。
別々のコンテンツを作るのではなく、同じ商品・同じ写真を使いながら、
2つの媒体をつなげていました。
インスタは「行ってみたい」、LINEは「また行こう」をつくる
大切なのはコンテンツを分けることではなく、
「誰に、何のために届けるか」を分けること。
食パン屋さんの発信を見ていて気づいたのは、インスタとLINEで毎回違うコンテンツを用意する必要はないということでした。
インスタは、まだ来店したことがない人にも発信が広がる可能性がある。
メニューの写真や動画を見て、
「おいしそう」
「このお店、気になる」
「今度行ってみたい」
と思ってもらう。
インスタは、新しいお客さんとの接点をつくり、「行ってみたい」を育てる場所
一方、今回のフレンチトースト屋さんでは、
LINEの友だちは来店したことがあるお客さん。
新メニューのお知らせが届くことで、
「そういえば、また行きたかった」
「今度はこれを食べてみたい」
と、LINEではお店を思い出すきっかけをつくれる。
この2つをつなげると、
インスタで知る
↓
「行ってみたい」と思う
↓
来店する
↓
LINEでつながる
↓
LINEでお店を思い出す
↓
インスタで詳しく見る
↓
「また行こう」と思う
という導線になる。
インスタ=「行ってみたい」をつくる。
LINE=「また行こう」をつくる。
同じ「新メニューのお知らせ」を発信していても、
インスタとLINEで、役割を変える。
では、今回のフレンチトースト屋さんなら、どう使う?
LINEは、もう一歩進んで「来店した人向け」にしたい
新商品を知らせるだけでなく、
一度来てくれた人だからこそ響く情報も届ける。
インスタで商品の魅力を伝え、LINEで思い出すきっかけをつくる。
今回のフレンチトースト専門店でも、この役割分担が使えそう。
ここまでなら、食パン屋さんと同じ使い方ですが、
今回の目的は再来店。
LINEの友だちがほぼ来店経験者なら、その特徴をもう少し活かしたいと思いました。
たとえば、
「休日は行列になることもありますが、実は平日はゆっくり過ごせます」
「甘いものが続くのはちょっと……という方には、
スタッフ人気の塩キャラメル&ナッツもおすすめです」
「夕方は比較的入りやすく、川沿いの夕景も楽しめます」
といった、次に来る理由になる情報です。
初めてお店を知る人に魅力を伝えるインスタに対して、
LINEでは、一度お店を知っている人に「次はこんな楽しみ方もあります」と伝える。
新商品の告知だけではなく、
お客さんがまだ知らないお店の魅力を伝えることで、次の来店理由を増やしていく。
インスタで「行ってみたい」をつくり、
LINEでは、「また行こう」をつくる。
インスタ・LINEの使い分けにお悩みの方、お気軽にご相談ください。