「自分の本音が分かりません」というご相談

「自分の本音が分かりません」というご相談

記事
コラム
「自分の本音が分からないんです。」

鑑定でお話を伺っていると、

そんなご相談をいただくことがあります。

仕事を続けたいのか。

辞めたいのか。

今の恋愛を大切にしたいのか。

新しい道へ進みたいのか。

自分のことなのに、

自分が何を望んでいるのか分からない。

そして、

「本当の私は、どうしたいんでしょうか。」

と聞かれることがあります。

自分の本音が分からないと、

なんだか落ち着かないものです。

どこかに正しい答えがあるような気がする。

それさえ見つかれば、

迷わずに進めるような気がする。

だから、

一生懸命考えます。

「私は本当は何がしたいんだろう。」

「何を選べば幸せになれるんだろう。」

「どっちが本当の気持ちなんだろう。」

考えて、

考えて、

考えて。

でも、

考えるほど分からなくなってしまう。

そんなことがあります。

もしかすると、

本音を見つけることまで、頑張ろうとしているのかもしれません。

私たちは、

何かを決めるとき、

自分の本音に従ったほうがいい、

と言われることがあります。

確かに、

自分の気持ちを大切にすることは、

とても大事なことだと思います。

でも、

「本音に従わなきゃ。」

「本当の気持ちを見つけなきゃ。」

と思い始めると、

今度はそれが、

新しいプレッシャーになってしまうことがあります。

本音というと、

心の奥に隠された、

たった一つの答えのように感じるかもしれません。

でも、

人の気持ちは、

そんなに単純ではないのだと思います。

仕事を辞めたい。

でも、今の仕事にも好きなところがある。

恋人と一緒にいたい。

でも、一人の時間も欲しい。

新しいことを始めたい。

でも、今の安心も手放したくない。

どれが本音で、

どれが本音ではないのか。

無理に分けなくてもいいのかもしれません。

どちらも、今の自分が感じている大切な気持ちだからです。

そして、

本音が分からないときほど、

少し質問を小さくしてみてもいいのだと思います。

「私は、どんな人生を送りたい?」

と聞かれても、

すぐには答えられないかもしれません。

でも、

「今日は何をしたい?」

なら、どうでしょう。

「今は誰かと話したい?」

「それとも、一人でいたい?」

「これは好き?」

「これはちょっと嫌?」

そんな小さなことなら、

少し答えやすくなるかもしれません。

たとえば、

「本当は何の仕事がしたいんだろう。」

と考える代わりに、

「今の仕事の、どんな時間が好きだろう。」

と聞いてみる。

「この恋を続けたいのかな。」

と考える代わりに、

「一緒にいるとき、どんな瞬間が嬉しいだろう。」

と聞いてみる。

大きな答えを探すのではなく、

日常の小さな気持ちを拾っていく。

そうしているうちに、

自分が大切にしたいものが、

少しずつ見えてくることがあります。

そして、

もう一つ。

本音は、

いつも「やりたいこと」の形で現れるとは限りません。

「これは、もう頑張りたくない。」

「この時間は、少し疲れる。」

「こっちのほうが、なんとなく安心する。」

そんな感覚の中にも、

自分の希望が隠れていることがあります。

だから、

「これがしたい!」

という強い気持ちが見つからなくても、

焦らなくていいのだと思います。

「これは少し違う。」も、自分の気持ちを知るための大切な手がかりです。

もちろん、

今は何も分からない。

何が好きなのかも、

何が嫌なのかも、

よく分からない。

そんなときもあるでしょう。

疲れているときや、

考えることが多すぎるときは、

自分の気持ちにまで、

なかなか目を向けられないことがあります。

そんなときは、

本音探しそのものを、

少しお休みしてもいいのかもしれません。

今すぐ答えを出さなくても、

自分の気持ちがなくなるわけではありません。

今日分からなかったことが、

少し時間を置くことで、

見えてくることもあります。

鑑定でも、

「本当の私はどうしたいのでしょうか。」

と聞かれることがあります。

そんなとき、

私は一つの答えを決めつけるのではなく、

持って生まれた性質や、

今の運気の流れ、

繰り返しやすい心の癖などを見ながら、

ご本人のお話を伺っていきます。

占いは、

自分の本音を外から決めてもらうためだけのものではありません。

自分では気づいていなかった気持ちを、

少し違う角度から眺めるためのものでもあると思っています。

そして、

鑑定の中で答えが見つからなくても、

それでいいのだと思います。

「今日は、ここまで分かった。」

その小さな気づきも、

大切にしていただけたら嬉しいです。

本音は、

無理に掘り起こさなくてもいい。

大きな声で、

「これが私の本当の気持ちです!」

と言えなくてもいい。

小さな「好き」。

小さな「嫌」。

小さな「こっちがいい」。

そんな気持ちを、

少しずつ拾っていく。

本音は、頑張って見つけるものというより、
日々の自分の気持ちに気づく中で、
少しずつ見えてくるものなのかもしれません

🌿ポイント

本音は、必ずしも一つのはっきりした答えとは限りません。

「本当はどうしたい?」が難しいときは、
日常の小さな「好き」「嫌」「こっちが楽」から考えてみる方法もあります。

本音を見つけようと頑張りすぎず、
今は分からない自分も、そのまま受け止めてみていいのだと思います。

「自分の本音が分からない。」

そんなご相談も、遠慮なくお話しください。

持って生まれた性質や心の癖、今の流れを読み解きながら、
ご自身の気持ちを一緒に整理していきます。

無理に答えを出すのではなく、

今の自分を少し理解するための時間として、

鑑定を使っていただけたら嬉しく思います。

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