フリーランスエンジニアの山村風太です。「アプリが重い」
という相談をよく受けます。
今回は、実際の案件で効果があったパフォーマンス改善の手法を共有します。
まずは計測から始める
「なんとなく重い」では改善できません。
Chrome DevToolsのLighthouse、Performanceタブを使って、
ボトルネックを特定することが第一歩です。
推測ではなく、データに基づいて判断しましょう。
よくある原因トップ3
1. 画像の最適化不足
最も多いのがこれ。数MBの画像をそのまま表示していませんか?
WebP形式への変換、遅延読み込み(Lazy Loading)、
適切なサイズへのリサイズだけで、劇的に改善します。
2. 不要なJavaScriptの読み込み
使っていないライブラリを読み込んでいる、バンドルサイズが
肥大化している。Webpack Bundle Analyzerなどで可視化し、
Code SplittingやTree Shakingを実装しましょう。
3. APIのN+1問題
フロントエンドは軽快でも、バックエンドで無駄なクエリが
発生していることも。データベースのクエリログを確認し、
適切にJOINするかキャッシュを活用します。
実践で効果が高かった施策
スタートアップ案件で、初期表示時間を5秒から1.5秒に短縮した事例が
あります。やったことは、画像の最適化、Critical CSSの導入、
CDNの活用、そして不要なサードパーティスクリプトの削除。
特別な技術ではなく、基本の積み重ねです。
パフォーマンスは機能の一部
ユーザーは3秒待てません。表示速度はUXに直結し、
コンバージョンにも影響します。
パフォーマンス改善は「余裕があればやる」ものではなく、
開発の最初から意識すべき重要な要素です。
まずは計測、そして一つずつ改善。それがWebアプリを速くする王道です。