「2人目も帝王切開でしょ?」ぶっぶー!

「2人目も帝王切開でしょ?」ぶっぶー!

記事
ライフスタイル

下から産むと決めた私の話

こんにちは、Konoha☘です。
前回は、1人目の帝王切開の話を書きました。

今日はその続き、2人目のお産の話です。

■1人目が帝王切開なら、2人目も?

1人目は、お腹を切って産みました。

普通、1人目がお腹を切ったら、2人目もお腹を切ると思いますよね?

……ぶっぶー!

私は、自然分娩を希望しました。

■「そうなん?下から産めなかったの?」

なんでそこまでこだわったのか。
日本人だから? と自分でも思います。

下から産めなかった悔しさ。
どこにぶつけたらいいのか分からない憤り。

そして、親戚のおばちゃんのひとこと。

「そうなん? 帝王切開やったの。下から産めなかったの?」

……でもね、その言葉に腹が立ったわけじゃないんです。
「そういうこと言う人、おるよなぁ」と思っていたら、やっぱりおった。
ただ、それだけ。

それよりも、
「自分の人生で一回、下から産んでみたい」
その気持ちのほうが、ずっと大きかったんです。

■めっちゃ調べた

そこから、めっちゃ調べました。

帝王切開のあとでも、下から産むことにチャレンジさせてくれる病院はあるのか。

調べれば調べるほど、分かってきたこと。
日本は外国と比べたら、出産の自由がないっちゅうことですわ。

「前が帝王切開なら、次も帝王切開」
もちろん、それはリスクを考えたうえでのことです。
看護師として、その理由も分かっています。

でも私は、
下から産めるなら、産んでみたい。
その思いが、どうしても強かった。

人生一度きり。
「今でしょ」
「やりたいなら、やってみな」

自分にそう言い聞かせて、行動しました。

「ここならアプローチしてくれそう」という病院を見つけて、予約を取って行きました。

ところが、いざ蓋を開けてみたら。

女医さんに、さらっと言われました。
「何日に産みますか?」

……こらあかん。

■「最後の砦」へ

帝王切開をしたことのある私が、下から産むときの最大のリスク。

それは、陣痛で子宮の傷あとが裂けてしまう「子宮破裂」。

……ひゃー、おそろしいことです。

起きることはまれでも、起きたら一刻を争います。
だから、帝王切開をしたことがある人が下から産むなら、
何かあったときすぐに帝王切開に切り替えられる病院で産むのが基本です。

そこで私が向かったのは、
自宅から1時間以上離れた、周産期医療の「最後の砦」。
母子センターです。

1時間以上かけて通うなんて、
わがままどころの話やないです。

助産師さんが見たら、たぶん「アホちゃう?」と思うはず。
……ごめんなさい。

それでも、私は行きました。

■そして、陣痛がきた

結局どうなったかというと。

陣痛がきて、
「いたーい」「いたーい」
自分じゃない自分が叫んでいました。

もがいて、もがいて。
1時間たち、3時間たち、5時間……。

すると、どうなると思います?

陣痛って、弱くなっていくんです。

お医者さんに言われました。
「陣痛が弱くなってきていますね」
リミットの時間も、言われたように思います。

もうろうとした意識の中で、
「あれ? 陣痛がこなくなる? なんじゃそれ?」

絶対に下から産める。
そう思って挑んだ2人目でした。

■ベテラン助産師さんのひとこと

さっきまでついてくれていた若い助産師さんから、ベテランの助産師さんに交代。
勤務交代の時間もあったんやと思います。

……どんだけ長いこと、きばっとんねーん(笑)

「お母さん、よく頑張った」

そして、こう言われました。

「でもね、出てこないってことは、何か原因があるよ」

……ハッとしました。

根性論で出産に挑んでいる場合やない。

なんでやろ。日本人やから? 風習?
よう分からんけど、どこかで「頑張れば産める」と思い込んでいたんです。

私の「のろし」は、ここで下りました。

終了。タイムアウトー。

2度目の帝王切開です。

出産直後は、心にぽっかり穴があいてしまいました。

でも身体は、1度目の大惨事とは真逆なくらい元気。
頭痛もないし、
2人目の子は、初めからおっぱいを吸う吸う。

うぁっほい(笑)

今思えば、
私のやりたいようにさせてくれた夫に感謝。
そして、お医者さんをはじめ、助産師さん、携わってくださった皆さまに、感謝しかありません。

■おわりに

帝王切開も、自然分娩も、どちらも立派なお産です。
どっちが上とか下とか、そんなものはありません。

ただ、「自分はこうしたい」という気持ちを持つことも、悪いことじゃない。

誰かの一言がモヤっと残っていたり、
自分の選択をまだ消化しきれていなかったり。
そんな気持ちがあったら、よかったら文章で聞かせてください。

うまくまとまっていなくても大丈夫です。
思いつくままに書いてもらえたら、それで十分。

▼文章でのご相談はこちらから

※帝王切開後の経腟分娩は、病院の方針や体の状態によって、できる・できないがあります。希望がある方は、必ず主治医とよく相談してくださいね。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す