中古買取再販は「良い物件探し」から始めると止まります

中古買取再販は「良い物件探し」から始めると止まります

記事
ビジネス・マーケティング
中古住宅買取再販を始めるとき、
最初から「良い物件」を見つけようとしていませんか?
もちろん、利益が出る物件を仕入れることは大切です。
ただ、最初の段階で本当に必要なのは、
いきなり買える物件を探すことではありません。

まず必要なのは、
“物件を見る目”を作ること。
そのために、セバラボのメンタリングでは
最初に
* 登記情報を取る
* 用途地域を調べる
* 周辺相場を見る
* ニフティなどで掲載物件を確認する
* ゼンリンで周辺環境を見る
といった基本作業を行いながら、
物件を30〜40件ほど比較していきます。


なぜなら、中古買取再販は
"感覚"だけではなく「比較」を重ねながら判断基準を作っていく事業だからです。

今は中古住宅の流通量も増え、エリアによっては価格も高止まりしています。

その分、
「安く買えば利益が出る」
という時代ではなくなっています。

「なぜこの物件を見るのか」
「どこを比較するのか」
「買うべきか、見送るべきか」
ここまで判断できる状態を作る必要があります。

■1. 中古買取再販で最初にやるべきこと

中古買取再販を始めるとき、
最初にやるべきことは派手な営業ではありません。

まずは、地道な調査です。
例えば、
* 登記情報を取る
* 用途地域を調べる
* 建ぺい率・容積率を確認する
* 周辺の売出価格を見る
* 成約相場を確認する
* 管理状況を見る
* 周辺環境を調べる
こうした基本情報を一つずつ確認していきます。

この作業を飛ばしてしまうと、
見た目や価格だけで判断してしまい、
「安いと思ったけれど、実は出口が弱い」
「リフォームしても売りにくい」
「融資や管理面で引っかかる」
といったことが起こります。

中古買取再販では、
物件を見る前に“判断材料”を集めることが重要です。

■2. なぜ30〜40件の物件を見る必要があるのか


最初の段階では、
1件だけを深く見るよりも、
まず30〜40件ほど物件を見ていくことが大切です。

理由は、
比較しないと基準が作れないからです。

例えば、
* この広さでこの価格は高いのか
* この築年数なら妥当なのか
* この管理状態は良いのか
* この立地なら売れるのか
* この条件なら出口が作れるのか

こうした判断は、
1件だけ見ても分かりません。

複数の物件を並べて見ることで、
「この条件なら強い」
「この条件なら注意が必要」
「これは価格が合っていない」
という感覚が少しずつ作られていきます。

つまり、最初の30〜40件は
“仕入れるため”というより、
“判断軸を作るため”の作業です。

■3. 最初から“良い物件”を探してはいけない理由


最初から良い物件を見つけにいこうとすると、
多くの場合、判断が止まります。

なぜなら、
「何が良い物件なのか」
がまだ整理できていないからです。

価格が安いから良いのか。
駅から近いから良いのか。
広いから良いのか。
築浅だから良いのか。
もちろん、どれも大切な要素です。

ただ、中古買取再販では
それだけでは判断できません。

重要なのは、
* 仕入れ価格
* リフォーム費用
* 販売価格
* 販売期間
* 融資のつきやすさ
* 買主の需要
* 出口の作りやすさ
をまとめて見ることです。

つまり、“良い物件”とは
単体の条件が良い物件ではなく、
事業として利益が見込める物件です。

■4. 比較するときに見るべき基本条件


最初に物件を見るときは、
ある程度の基準に当てはめて比較していきます。

例えばマンションであれば、
* 70㎡以上
* 管理人あり
* 駐車場あり
* 低階層
* 管理状態が良い
* 周辺に生活需要がある
* 同じエリアで成約事例がある
こういった条件を見ていきます。

もちろん、すべてを満たす物件だけを探すわけではありません。

大切なのは、
「どの条件が強みになり」
「どの条件が弱みになり」
「どこまでなら許容できるのか」
を整理することです。

例えば、駐車場がない物件でも、
駅近で車需要が低いエリアなら問題にならないこともあります。

逆に、地方や郊外では、
駐車場の有無が出口に大きく影響することもあります。

条件は単独で見るのではなく、
エリア・買主層・出口とセットで考える必要があります。


■5. 多くの会社が最初に止まるポイント


中古買取再販を始めたばかりの会社様で、
実際かなり多いのが、
「物件を見ても、判断ができなくなること」
です。

例えば、

・この見方で合っているのか分からない
・この基準で本当に良いのか分からない
・どこを優先して判断すべきか分からない
・買うべきか、見送るべきか決めきれない

という状態になる。

つまり、
「物件は見ているのに、判断が前に進まない」

ここで止まってしまうケースが非常に多いです。



中古買取再販は、
物件情報を見るだけでは判断できません。
登記、用途地域、相場、管理状態、リフォーム費用、出口価格。

これらをつなげて初めて、
「事業として成り立つか」が見えてきます。

つまり、止まっている理由は
物件がないからではありません。
判断基準がまだ整理されていないからです。


■6. メンタリングで整理していること


セバラボのメンタリングでは、
物件をただ一緒に見るだけではありません。

整理しているのは、
* 物件の見方
* 判断基準の持ち方
* その判断が正しいかどうか
* 買うべき理由
* 見送るべき理由
* 出口の作り方
です。

例えば、
* ニフティで物件を見る
* ゼンリンで周辺環境を確認する
* 登記情報を見る
* 用途地域を調べる
* 周辺相場と比較する
こうした作業は、
ただやるだけでは意味がありません。


重要なのは、
「なぜそこを見るのか」
「見てどう判断するのか」
「その物件は買うべきか、見送るべきか」
まで落とし込むことです。

ここまでできて、初めて実務で使える判断になります。

■7.まとめ


中古買取再販に必要なのは、
特別なセンスではありません。
必要なのは、
“見る量”と“判断の積み上げ”
です。

最初から良い物件を当てにいくのではなく、
まずは30〜40件を比較しながら、
* 何を見るのか
* どう比べるのか
* どこで判断するのか
を整理していく。

この積み上げが、
仕入れ判断の土台になります。
そしてその積み上げを、
現場で使える判断に変えていくこと。

それが、セバラボのメンタリングの役割です。

■8.最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事が少しでも参考になった方は、
お気に入り登録で応援いただけると嬉しいです。
今後も、中古住宅買取再販の現場で使える“判断軸”を発信していきます。

ご相談は↓から!

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す