理系院卒の私が、女性向けデザイナーになった話
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デザイン・イラスト
実は私は、もともとWebデザイナーではありません。
千葉大学大学院を卒業後、
建設業界で働いていました。
営業、見積作成、図面作成、構造計算。
毎日数字と向き合う仕事です。
当時の私が、
数年後に女性向けLPやバナーを作っていると言われても、
きっと信じなかったと思います。
デザインを学び始めた頃は、
「理系だからセンスがないかも」
と思うこともありました。
でも続けるうちに気づいたんです。
デザインはセンスだけではないことに。
例えば、
・誰に届けるのか
・何を伝えたいのか
・どんな行動をしてほしいのか
こうしたことを整理する作業は、
構造計算や図面作成にも少し似ています。
実際に建設会社で働いていた頃、こんなことがありました。
窓を付ける位置の高さが図面に書かれておらず、上司に相談したことがあります。
すると上司は図面を見ながら、
「そこは寝室になるはずだから、外から見えにくくて、でも換気はしやすい高さになると思うよ」
と教えてくれました。
当時はただ、
「なるほど」
と思っただけでした。
でも今振り返ると、その言葉はとても大切なことを教えてくれていた気がします。
大切なのは窓の高さではなく、
その部屋を使う人のこと。
建物を作る時も、
見た目だけでは成り立ちません。
まずそこに住む人の暮らしを考えます。
そして私は今、デザインを作る時も同じことを考えています。
大切なのはフォントや色だけではありません。
そのデザインを見る人は何を求めているのか。
何に悩み、何に憧れ、どんな未来を叶えたいのか。
最近は競合分析をしたり、
「本当にお客様が求めているものは何だろう?」
と考えたりする時間が増えています。
実際に制作をしていても、
フォントや色より先に、
目的やターゲットについて考えることが多くなりました。
遠回りに見える経験も、
無駄ではなかったんだなと思います。
建設業界で培った
「整理する力」
「設計する力」
そして
「相手を想像する力」
は、
今のデザインの仕事にも活きています。
理系だから。
未経験だから。
遠回りしているから。
そんな理由で諦めなくていい。
私自身がそう感じています。
これからも、
想いを整理し、
伝わるカタチにするお手伝いをしていきたいと思います。