商談の前日に相手の企業サイトを開いて読む。
社名でニュースを検索して目を通す。
拾った情報をメモにまとめる。
一つひとつは難しくないのに、気づくと時間がなくなっています。
しかもまとめ終わったあとで結局なにを提案するんだっけと手が止まる。
自分で商談に出ている方なら、心当たりがあるかもしれません。
企業名を伝えるだけで商談前の資料がまとまる仕組みと
使ってみて変わったことを紹介します。
商談準備には、性質の違う作業が2つ混ざっている
商談準備の中身を分けてみると、主に2つの作業がありました。
まずは、調べる作業。
企業の概要や最近の動き業界の状況を集めます。
つぎに、決める作業。
集めた情報をもとに何を提案するかを判断します。
決める作業は、相手との関係や自社の得意分野を知っている人にしかできません。
でも調べる作業は手順が決まっています。
手順が決まっている作業なら、AIに任せられます。
企業名を伝えると、7項目の資料ができあがる
この流れを、Claude Code(指示を出すと自分で手順を考えて動くAI)で用意しました。
企業名を伝えると、Web検索を何回かに分けて実行します。
取引先で試したときは3回の検索で
会社概要・直近のニュース・業界でのポジションまでまとまりました。
できあがる資料は、次の7項目です。
・企業概要
・最新動向
・業界動向
・想定される課題
・提案の切り口
・想定Q&A
・過去のやり取り
お付き合いのある相手なら、過去のやり取りまで入る
ポイントは、最後の過去のやり取りです。
今回、試した取引先は、初めての相手ではありませんでした。
仕組みが過去にやり取りのある相手だと判定して、
進行中の案件の状況まで資料に入れてくれました。
(※ もちろん機密事項は省いたもの入れましょうね!)
「あの件のメモ、どのフォルダだっけ」と探す時間が要らなくなります。
初めての相手なら、外の情報を集める。
お付き合いのある相手なら、手元の記録も合わせる。
人が頭の中でしていた切り替えを、先回りしてくれる感覚です。
自社の強みを1つのファイルにしておくと、提案の切り口が変わる
もうひとつ、効いたことがあります。
自社の強みや提供サービスを1つのファイルにまとめておくこと。
このメモがあると、資料の提案の切り口が具体的になります。
書くときは「〇〇が得意です」ではなく、
相手の何に貢献できるかで書いておくのがコツです。
AIに全部を教え込む必要はありません。
自分の言葉を1つ渡すだけで、出てくる資料の質が変わります。
任せるのは、調べるところまで
便利な一方で、決めていることもあります。
Web検索の結果は最新とは限りません。
資料に載っている情報も、商談で口にする前に自分の目で確かめます。
確認できた事実と推測は分けて、推測には推測と表示されるようにする。
わからないことを「わからない」と書いてくれる資料のほうが、安心して判断の材料にできます。
準備の時間が、提案を考える時間に変わる
調べる作業を手放したぶん
提案を考えることに頭を使えるようになりました。
1件あたりの準備の重さは、体感ではっきり変わっています。
大きな仕組みを作らなくても大丈夫です。
目の前のタスクを調べる作業か決める作業かで分けてみると、
任せられる部分が見えてきますよ。
商談前の準備のうち、手放せそうな作業はどれくらいありそうですか。
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