AIで文章を整えたら、それで完成?

AIで文章を整えたら、それで完成?

記事
ビジネス・マーケティング

AIで文章を作ったり、
出来上がった文章を、整えてもらったり。

今では、そんなことも当たり前になってきました。

AIって本当に便利ですし、頼りになります。

誤字脱字を直してくれるし、
文章の流れも整えてくれる。

「ここはひらがなの方が自然だよ」
なんて、気づかなかった
日本語ルールも教えてくれたり。

自分では思いつかなかった表現を提案してくれることもあります。

本当に便利ですよね。

でも、ふと思うんです。

「文章って、きれいに整ったら、それで完成なの?」

って。

読みやすい文章になっていることと、
自分が伝えたいことが相手に伝わること。

この2つは、似ているようで、
ちょっと違うんじゃないかなと思うのです。

たとえば、
学生時代に読んだ、国語の教科書。

掲載されている作品は
どれも読みやすいものばかり…のはず。

でも、


「ここの場面で、作者が言いたいことは何ですか?」

といった設問に対して、

「そんなこと、わかるわけないじゃん」

と思ったことある人、
多いと思うんですよね。

私も、もちろん、その一人でしたが(笑)

ものすごく読みやすい(はずの)文章。

誤字脱字なんかあるはずもなく、
一つの作品として立派な存在感を示すもの。

それなのに、作者が言いたいことが
全然伝わってこないんです。

私の理解不足、学力不足、
と言えば、それまでなんでしょうけど。

でも、同じようなことが
日常的にも起きていると思うんです。

たとえば、LINEでのやりとり。

対面で話をするときには
何も問題は起きないのに、
文字だけのやり取りになると、

「え? この人、何言ってるの?」

と思ったこと、
一度や二度はあるんじゃないですか?

私も、そんな経験があります。

たとえば、LINEで何かを質問したとき。

相手から返事が来たのに、
「え? それって、私の質問への答えになってる?」

と思ったことはありませんか?

返事の文章そのものは、何もおかしくない。

普通の日本語として、成立している。

でも、こちらが聞きたかったことには答えていない。

そんなこと、ありませんか?

文章は、一文だけを切り取って見れば問題がなくても、
前後のやり取りと合わせると、
意味が通じなくなることがあるんです。


そして、文章が長くなると、
こうしたズレが生まれる箇所も
増えていくことがあります。

だからこそ、
文章って、きれいに整えたらそれで終わり、

そんな簡単なものではないと思うんです。

その文章を読んだ人がどう感じるか。
自分の考えが、相手に意図したとおりに伝わるか。

それをしっかりと見据えて
文章を書いていくことが大切なのでは?

と思っています。

でも、時折、
特にSNSのリプで

「AIで書いたきれいな文章なのに、
 元のポストと全く会話がかみ合わない」

そんなものを見かけて、
すごく残念な思いになります。

文章って、会話なんですよね。

だから、相手の言葉を受けて
返すのが当たり前。

言葉のキャッチボールをしやすいように、
自分の思いを込めて
相手にボールを投げていくこと。

それが、何よりも大切なのに。

見た目のきれいさばかり追求すると、
肝心のボールを見失ってしまいかねません。

だからこそ、文章を公開する前に、
一度、別の人の目で読んでもらうことにも
意味があると思うんです。

自分では伝わると思っていたことが、
初めて読む人にはわかりにくいかもしれない。

自分では気づかなかった表現のズレが、
見つかるかもしれない。

そんな視点を取り入れることで、
伝えたいことを、もっと伝わりやすくできる。

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