私は長年、斎藤一人さんの「天国言葉」を毎日唱えてきました。
「愛してます」「ツイてる」「感謝してます」…ポジティブな言葉を口にすれば、人生は良い方向へ進むと信じていたのです。
しかし、現実は残酷でした。職場では上司からのパワハラが続き、どんなに天国言葉を唱えても、その態度や言葉は一向に変わりませんでした。
次第に心身が限界に近づき、ついに心療内科を受診しました。そこで下された診断は「統合失調症」。この診断書を産業医に提出することで、初めて職場の対応が変わりました。異動や業務軽減など、具体的な変化が訪れたのです。
この経験から、私は痛感しました。
会社も上司も、自分を守ってはくれないという現実を。
さらに、どんなに信仰心やスピリチュアルな習慣を持っていても、直接的にパワハラから守ってくれるわけではないという事実を。
誤解してほしくないのは、スピリチュアルを否定しているわけではありません。天国言葉を唱えることは、心の支えになった面も確かにあります。
しかし、それはあくまで「心を整える手段」であり、「現実を変える手段」ではなかったのです。
現実を変えるには、正しい判断と行動が必要です。
証拠を残す、医療機関を受診する、専門機関に相談する、法律的なサポートを受ける…。
これらは時に勇気のいることですが、自分の安全と人生を守るためには不可欠です。
もし今、あなたがパワハラで苦しんでいるなら、どうか覚えていてください。
スピリチュアルはあなたを癒やしてくれるかもしれませんが、戦ってはくれません。
本当にあなたを守れるのは、あなた自身の行動だけです。
逃げてもいい。助けを求めてもいい。
あなたの人生は、あなたが守る権利と価値があります。
そんなあなたに寄り添いたいと思っています。