こんにちは!元小学校教員のくりぱちです。20年間、たくさんの子どもたちと向き合ってきました。
今回のnoteは、「また感情的に叱っちゃった…」と後で自己嫌悪に陥ってしまう、かつての僕のようなあなたに向けて書いています。
毎日同じことを注意し続けて、心がヘトヘトになっていませんか?
このnoteを読み終える頃には、きっとこうなっています!
✅ 感情に左右されない、ブレない指導の軸が手に入ります!
✅ 叱るパワーの無駄遣いがなくなり、心と時間にグッと余裕が生まれます!
「また、やっちゃった…」自己嫌悪で眠れない
若い頃の僕は、まさに「感情で叱る先生」でした。
寝不足でイライラしている日は、いつもなら見過ごすような些細なことでも声を荒らげてしまう。
そして、そんな日に限って子どもたちはザワザワして、さらに僕のイライラが募っていく…。
夜、布団に入ってから「あぁ、なんであんな言い方しちゃったんだろう…」と後悔する。そんな毎日でした。
この「感情任せの叱り方」、実は百害あって一利なしなんです。
先生の気分で叱り方が変わると、子どもたちは先生に不信感を抱きます。
「また始まった」と、本当に大切な指導さえも聞き流すようになってしまう。
そして何より、僕たち先生自身の心が、どんどんすり減っていくんですよね。
僕がたどり着いた、たった1つのルール
そんな失敗だらけの僕が、試行錯誤の末にたどり着いたのが、「叱る基準を、年度の初めに子どもたちと共有してしまう」という、たった1つのルールです。
え、それだけ?と思うかもしれません。
でも、これが絶大な効果を発揮するんです。
僕は、4月の学級開きで子どもたちにこう宣言していました。
「先生が本気で叱るのは、3つだけです。」
①自分や友達の『命や体』を危険にさらすこと
②人の『心』を傷つけること
③テストでカンニングするような『卑怯なこと』
「これ以外は、基本的には注意するだけ。でも、この3つをやったら、先生は本気で君と向き合います」
こうやって最初に基準を伝えておくだけで、「これは本気で叱る場面」「これは軽く注意する場面」と、自分の中で機械的に判断できるようになります。
感情の波に飲まれることが、劇的に減るんです。
子どもたちも「これをやったら本気で叱られるんだ」という見通しが立つので、納得して指導を受け入れてくれます。
「叱る」を減らす、2つのやめる技術
このルールを土台にした上で、さらに叱るパワーの消耗を防ぐために、僕が意識してやめていたことを2つ紹介します。
①「その場で解決しよう」をやめる
子ども同士のトラブルが起きた時、ついその場で白黒つけたくなりますよね。
でも、お互い興奮している状態では、冷静な話し合いは不可能です。
「まずは落ち着こう。休み時間に、必ず一人ずつ話を聞くからね」そう伝えて、一度クールダウンの時間を置く。
これだけで、教師も子どもも冷静になれ、不要な叱責を避けられます。
なんなら勝手に仲直りしていることもあります(笑)
②「口で注意し続ける」をやめる
「廊下は走らない!」「静かにしなさい!」
毎日同じ注意を繰り返すのは、先生も疲れますよね。言葉が効かないなら、「仕組み」を変えてしまいましょう。
例えば、準備が遅いクラスなら、
「今日の準備、4分でできるかな?よーいドン!」とゲーム感覚で時間を計る。
「走るな」ではなく「忍者みたいに歩いてみよう」と肯定的な言葉に言い換える。
注意ではなく、子どもたちが楽しみながら行動を変えていける「仕組み」を考えるのが、先生の腕の見せ所です。
まとめ
心をすり減らさないための、たった1つのルール
それは、年度の初めに「本気で叱る基準」を子どもたちと明確に共有しておくこと。
叱ることは、あなたの感情をぶつける行為ではありません。
クラスのルールと安全を守るための、冷静な「業務」です。
あなたの叱るパワーは、無限ではありません。
「伝家の宝刀」として、本当に大切な「ここぞ!」という場面のために、賢く温存しておきましょう。