夫の許可を 取るのをやめた日

夫の許可を 取るのをやめた日

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友人から飲み会のお誘いが来た。
心は「行きたい」でいっぱいなのに、スマホを持つ手が止まる。

「〇日、夜、友達とごはん行ってきていい?」
そう打ちながら、送信する前から心の中で謝っている。

家のこと、大丈夫かな。
夫や子どもに迷惑をかけないかな。

そんなふうに、自分の「行きたい」より先に、
誰かの許可を探してしまうことはありませんか。
私も、以前はそうでした。

「許可を求める」が当たり前だった

かつての私は、何をするにも罪悪感がありました。

自分の時間を持つこと。
子どもを誰かに預けること。
休むこと。
好きなものを選ぶこと。

「妻なんだから」
「お母さんなんだから」

そう思って、自分より家族を優先することが当たり前になっていました。
そして、自分のやりたいことを我慢しているうちに、
心の中には少しずつ怒りがたまっていきました。

私は長いあいだ、その怒りを「夫への不満」だと思っていました。

でも、あとになって気づいたのです。
本当は、私が私自身をずっと後回しにしていたことへの怒りだったのかもしれない、と。

 一番、認めてほしかった相手

私はずっと、誰かに認めてもらいたいと思っていました。
夫に。
家族に。
周りの人に。

でも、本当に認めてほしかった相手は、自分自身だったのかもしれません。

「私はこれが好き」
「私はこれをしたい」
「今日は休みたい」

そんな気持ちに、私自身が「いいよ」と言ってあげる。
それが、自分を大切にすることの始まりでした。

「行っていいですか?」を「行ってきます」に

私が少しずつ変えたことのひとつが、言葉でした。

「行っていいですか?」
ではなく、
「行ってきます」

許可を求める言葉から、報告する言葉へ変えました。

最初は、少し勇気がいりました。
でも、「今夜、友達とごはんに行ってきます」と言えたとき、心の中が少し軽くなったのを覚えています。

それは家族を大切にすることをやめたわけではありません。
ただ、家族の隣に、自分自身も並べただけでした。

 今日できる小さな一歩

今日、何かをしたいと思ったら、自分にこう聞いてみてください。

「私は、本当はどうしたい?」

そして、もし答えが出てきたら、
「いいよ」
と、自分に言ってあげてください。

好きなものを食べる。
少し休む。
誰かに頼る。
会いたい人に会う。

そんな小さな選択で十分です。

自分を大切にすることは、わがままではありません。
自分の人生を、自分で選ぶことです。

もし、自分の希望を言うことに強い罪悪感があったり、夫の顔色を気にしてしまったりするなら、一人で整理しようとしなくても大丈夫です。

夫婦関係カウンセリングでは、あなたが何を我慢しているのか、
本当はどうしたいのかを整理しながら、
自分らしい選択ができるよう一緒に考えていきます。

必要なときは、お話を聞かせてください。

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