相手の反応ひとつで、自分の感情まで上下してしまう夜
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占い
たったひとつの反応で、
心が大きく揺れてしまう夜があります。
返事が早いだけで、
少し安心する。
言葉がやわらかいだけで、
今日は大丈夫かもしれないと思える。
でもその反対に、
返事が遅い。
少しそっけない。
いつもより温度が低い気がする。
それだけで、
さっきまで普通だった気持ちが
一気に沈んでしまうことってありますよね。
本当は、
こんなに振り回されたくない。
もう少し落ち着いていたい。
相手の機嫌や反応に
自分の心まで持っていかれたくない。
そう思っているのに、
好きになればなるほど
相手のちょっとした変化が
前よりずっと大きく見えてしまう。
それって、すごく疲れるんですよね。
朝のひとことに救われる日がある。
でも夜には、
そのひとことだけじゃ足りなくなる。
やさしい反応があると
希望が出てくる。
でも少し遠く感じるだけで、
その希望ごと不安に変わってしまう。
そういう上下を
心の中で何度もくり返していると、
恋をしているというより、
相手の反応に合わせて
気持ちを保とうとしているだけみたいに
感じることがあります。
ここが、
かなりしんどいところです。
本当はただ、
安心して好きでいたいだけ。
ちゃんとつながっていると思いたいだけ。
大事にされていると感じたいだけ。
それなのに現実には、
相手の反応ひとつで
自分の気持ちまで
上がったり落ちたりしてしまう。
そうなると、
恋はあたたかいものというより
ずっと天気を読んでいるみたいなものに
なってしまうことがあります。
今日の空気はどうだろう。
今は近いのかな。
今日は少し遠いのかな。
変なこと言ってないかな。
嫌われてないかな。
そんなふうに、
心がずっと相手のほうを見張っていると、
それだけでかなり消耗します。
しかも、
こういう夜ほど
自分を責めやすいんですよね。
たったこれだけで落ち込むなんて。
考えすぎなのかな。
重いのかな。
もっと大人なら平気なのかな。
でも本当は、
相手の反応で感情が上下してしまうのは、
弱さだけの問題じゃないのかもしれません。
ちゃんと好きだから。
ちゃんと大事だから。
そのぶん、
相手の温度が自分の安心に
直結しやすくなっているだけなのかもしれません。
好きじゃなければ、
ここまで揺れない。
どうでもよければ、
ここまで意味を持たない。
だから、
こんなふうに心が動いてしまうのは
それだけ真剣だった証でもあるんですよね。
ただ、
苦しいのはやっぱり苦しい。
そこは小さくしなくていいと思うんです。
相手の反応を見るたびに
自分の価値まで上下するような感じがすると、
心はだんだん疲れてしまいます。
今日は優しいから安心。
今日は淡いから不安。
連絡が来たから大丈夫。
来ないからダメかもしれない。
そんなふうに、
相手の反応が
自分の気持ちのスイッチみたいになってしまうと、
自分の心の置き場が
どんどん相手のほうに寄っていってしまう。
本当は、
そこまで全部預けなくていいはずなんですよね。
もちろん、
恋をしている以上
相手の反応が気になるのは自然なことです。
でも、
気になることと
全部をそこで決めてしまうことは
少し違う。
返事が遅かった。
それは事実。
でも、
それがそのまま
『私は大事じゃない』
になるとは限らない。
少しそっけなかった。
それも事実。
でも、
それがそのまま
『もう気持ちがない』
と決まったわけでもない。
その間に、
本当はいろんな事情や余白があるはずなのに、
不安な夜はそこを飛ばして
一番こわい意味にたどり着いてしまいやすいんですよね。
だからまずは、
そんな自分を責めなくて大丈夫です。
相手の反応ひとつで、
自分の感情まで上下してしまう夜がある。
それはきっと、
ちゃんと安心したかったから。
ちゃんと大切にされたかったから。
その願いがあるからこそ
心が敏感に反応してしまうだけなんです。
ただ、
そのたびに全部を信じて
全部を落ち込まなくてもいい。
今日は少し揺れたな。
ちょっと不安になったな。
今、私は安心が足りなくて苦しいんだな。
そのくらいで
いったん止まってあげるだけでも、
心の疲れ方は少し変わります。
相手の反応ひとつで、
自分の感情まで上下してしまう夜。
そんな夜は、
相手のことばかり見つめる前に、
『私は今、どんな安心がほしかったんだろう』
と、自分の心にも少しだけ目を向けてあげてください。
そのひと呼吸があるだけで、
揺れた気持ちは少しずつ
自分の手元に戻ってきます。