本気になるほど、相手の距離感に振り回されてしまう夜
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本気になるほど、
相手の距離感が気になってしまうことがあります。
少し返事が遅い。
少し言葉が淡い。
少し前より遠い気がする。
たったそれだけのことなのに、
心の中では
それ以上の大きなことみたいに感じてしまう夜ってありますよね。
どうでもいい相手なら、
ここまで揺れない。
少し距離があっても、
そこまで深く考えない。
でも、本気で好きになると、
相手の近さも遠さも
前よりずっと鮮明に見えるようになります。
会えているときは優しい。
やりとりも一応ある。
嫌いと言われたわけでもない。
それなのに、
『今は近いのかな、遠いのかな』
みたいなことばかり
気にしてしまう。
安心したいだけなのに、
相手の少しの反応で
心の位置が変わってしまう。
そういう苦しさってあるんですよね。
恋がしんどくなるのは、
相手が極端に冷たいからだけじゃないのかもしれません。
本気になればなるほど、
『失いたくない』
『嫌われたくない』
『ちゃんと大事にされていたい』
という気持ちも強くなっていくから、
相手の距離感に対する感度も上がってしまうんです。
近づいてくれると安心する。
少し引かれると不安になる。
また優しくされると期待してしまう。
でも次に少し淡くなると、
また心が落ちる。
この上下をくり返していると、
好きでいることそのものより、
相手の温度を読むことのほうに
疲れてしまうことがあります。
ここが、
すごく苦しいところです。
本当はただ、
落ち着いて好きでいたいだけ。
ちゃんと向き合っている関係の中にいたいだけ。
なのに現実には、
相手が近い日は希望が出て、
遠い日は不安が大きくなる。
そのたびに心が揺れて、
ひとりで答えを探し続けてしまう。
そうすると恋は、
ふたりの関係というより
相手の距離感に合わせて
自分の心を保つ作業みたいになってしまうんですよね。
しかも、
本気な人ほど
この揺れを見せないようにしがちです。
重いと思われたくない。
面倒だと思われたくない。
相手の負担になりたくない。
そう思うから、
本当は不安でも
平気そうにしてしまう。
寂しくても、
『大丈夫』で済ませてしまう。
でも心の中では、
ちゃんと揺れてる。
ちゃんと苦しい。
ちゃんと気になっている。
だから、
外からは穏やかに見えても、
内側だけすごく疲れていることもあるんですよね。
本気になるほど、
相手の距離感に振り回されてしまう夜。
それは、
あなたが弱いからじゃない。
ちゃんと大事にしているからこそ、
少しのズレも見逃せなくなっているだけです。
でも本当は、
恋は相手の距離感ひとつで
自分の心の全部が決まるものじゃないはずなんですよね。
近い日がある。
遠い日もある。
そこに事情があることもある。
相手の不器用さが混ざっていることもある。
ただ、それを頭でわかっていても、
心がついていかない夜はあります。
だから、
そんな自分を責めなくて大丈夫です。
大事なのは、
『また振り回されてる』
で終わらせないことなのかもしれません。
今、私は何がこわいんだろう。
嫌われることなのか。
置いていかれることなのか。
自分だけが本気な気がすることなのか。
そこを見てあげるだけでも、
心のしんどさは少し整理されます。
相手の距離感に揺れるときって、
ただ相手のせいで苦しいわけじゃなくて、
その距離の中で
自分の不安まで大きくなっていることがあるからです。
だから今夜は、
相手の温度ばかり読む前に、
自分の心がどこで痛くなったのかも
少しだけ見てあげてください。
本気になるほど、
相手の距離感に振り回されてしまう夜がある。
それは、
好きが深いからこその苦しさかもしれない。
でも同時に、
『私は本当はどんな関係なら安心できるんだろう』
を知るきっかけにもなるのだと思います。
だからまずは、
こんなふうに揺れてしまう自分を
否定しなくて大丈夫です。
その揺れはきっと、
ちゃんと大事にしたい気持ちがある証でもあるから。