気のせいにしてきた違和感が、いちばん本当のサインだったりする
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占い
なんとなく、変だと思った。
でもそのたびに、
『気のせいかもしれない』
って飲み込んできた。
忙しいだけかもしれない。
疲れているだけかもしれない。
自分が不安定なだけかもしれない。
そうやって、
感じたものにすぐ理由をつけて、
なかったことにしようとする夜ってありますよね。
恋をしていると、
違和感を持つことそのものが
悪いことみたいに感じることがあります。
疑い深いのかな。
重いのかな。
信じる力が足りないのかな。
そんなふうに、
相手より先に
自分の感覚のほうを疑ってしまう。
でも本当は、
最初に心が出していた
『なんか違う』
という反応こそ、
いちばん正直なサインだったりするんですよね。
大きな出来事があったわけじゃない。
はっきり冷たくされたわけでもない。
言葉だけ見れば、
そこまでおかしくないように見える。
だからこそ、
余計に自分の感覚を打ち消しやすいんです。
少し返事の温度が違う気がした。
少し向けられ方が浅くなった気がした。
少し前より、
心の距離が遠くなった気がした。
そのひとつひとつは小さい。
説明しようとすると
『それだけ?』
で終わってしまいそうなことかもしれない。
でも恋って、
そういう小さな変化を
心が先に受け取ることがあるんですよね。
だから違和感って、
証拠がそろってから出るものじゃなくて、
まだはっきり形になっていない変化に
心が先に触れたときに出ることがあります。
それなのに、
優しい人ほど
その感覚をすぐ後ろに下げてしまう。
信じたいから。
壊したくないから。
相手にも事情があると思いたいから。
その気持ちは、
すごく自然だと思います。
むしろちゃんと相手を大事にしてきたからこそ、
簡単に悪く見たくないんですよね。
でも、
そこでずっと自分の違和感ばかりを消していると、
心は少しずつ疲れていきます。
相手との間で揺れるだけでも苦しいのに、
そのうえで
『感じた私が悪いのかも』
まで始まってしまうから。
これって、かなりしんどいんです。
本当に苦しいのは、
相手の態度だけじゃなくて、
違和感を持った自分まで
毎回否定しながら恋を続けることなのかもしれません。
違和感を信じるって、
相手を悪者にすることではありません。
すぐに別れを決めることでもありません。
ただ、
『私はちゃんと何かを感じたんだな』
と受け取ってあげることです。
それだけでも、
心の扱い方はかなり変わります。
前と少し違う気がした。
今日はなぜか安心できなかった。
うまく言えないけど、
どこかで引っかかった。
そこまでで、十分なんです。
無理に結論まで出さなくていい。
でも、
なかったことにもしなくていい。
気のせいにしてきた違和感が、
あとになって
『やっぱりあのときだったんだ』
と思うことってありますよね。
それは、
あなたが考えすぎだったからじゃなくて、
心がちゃんと先に気づいていたからかもしれません。
恋の中で感じる違和感は、
ただ不安を増やすためのものじゃありません。
これ以上、自分を無理させないための
小さなサインでもあります。
だから、
感じたものをすぐ責めなくて大丈夫です。
重いとも、面倒とも、決めなくて大丈夫。
その感覚は、
ちゃんと自分を守ろうとして出てきたものかもしれないから。
気のせいにしてきた違和感が、
いちばん本当のサインだったりする。
そう思えるようになると、
恋の苦しさは少しずつ
『ただ振り回されるもの』から、
『自分の心を守りながら見つめるもの』へ
変わっていきます。
だから今夜は、
『また考えすぎてる』の前に、
『私はちゃんと気づいてたのかもしれない』
を置いてあげてください。
そのひと呼吸だけでも、
心は少しやわらぎます。