AI資格の勉強を効率化したくて「学習エンジン」を作ってみました

AI資格の勉強を効率化したくて「学習エンジン」を作ってみました

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ビジネス・マーケティング


AIについて学んでいるうちに、AI関連の資格にも挑戦してみようと思いました。

参考書を読む。

問題集を解く。

間違えたところを復習する。

もちろん、それでも勉強できます。

でも、せっかくAIについて勉強するなら、

**「AIを使って、勉強する仕組みそのものを作れないだろうか?」**

と思い、自分用の「Learning Engine」を作り始めました。

## AIに答えを聞くのではなく、「学ぶ仕組み」を作る

生成AIに質問すれば、答えや解説はすぐに返ってきます。

とても便利です。

ただ、今回作りたかったのは「答えを教えてくれるAI」ではありません。

問題を見る。

自分で考える。

回答する。

正解を確認する。

解説を読む。

そして次の問題へ進む。

**自分自身が考えるための環境を、AIを使って作る。**

まずは、このシンプルな仕組みから始めました。

最初からたくさんの機能を入れるのではなく、実際に使いながら必要なものだけ追加していきます。

AiLogicで開発するときに大切にしている、

**Less, But Better.**

という考え方です。

## 次に考えたのは「移動時間」

Learning Engineが動くようになると、次の疑問が出てきました。

**「これを移動中にも使えないだろうか?」**

電車やバスでの移動。

待ち時間。

ちょっとした空き時間。

1回は数分でも、積み重なるとかなりの時間になります。

スマートフォンでも勉強できますが、今回はもう少し違う方法を試してみることにしました。

最近、私は**Even G2というスマートグラスに興味を持っています。**

「これをLearning Engineの表示デバイスとして使ったら面白いのでは?」

と思い、実際につないでみることにしました。

## スマートグラスからLearning Engineを起動

現在は、G2向けに作っている **AiLogic COMMAND HUB** から、

KITT  
Learning  
Knowledge  
OpenCode

などを選択できるようにしています。

今回は、この中からLearning Engineを起動します。
01 G2_COMMAND_HUB_SCREEN_D_x2.png
*AiLogic COMMAND HUB。Learning Engineを選択して起動します。*

ここでやりたいのは、PCの画面をそのままスマートグラスへ持ってくることではありません。

**「その瞬間に必要な情報だけを、視界に持ち出す」**

という使い方です。

## 学習問題をスマートグラスへ

Learning Engineを起動すると、学習問題をG2向けの画面に表示します。

例えば今回のテストでは、

**「AIの学習データとして適切なのは?」**

という問題を使っています。

A. 車の色  
B. ドライブレコーダ  
C. 車の価格  
D. 座席の数

という4択問題です。
02 G2_LEARNING_SCREEN_A_x2.png
*スマートグラス向けに表示したLearning Engineの4択問題。*


1問を見る。

考える。

答える。

短い解説を確認する。

そして次へ進む。

大量の情報を表示するのではなく、

**その瞬間に必要な情報だけを見る。**

スマートグラスには、このくらいシンプルな学習方法が合っているのではないかと考えています。

## でも「表示できた」だけでは使えない

ここで、新しい問題が出てきました。

**どうやって回答するのか?**

家の中なら音声入力でも問題ありません。

でも電車やバスの中で、

「答えはB」

と毎回答えるのは現実的ではありません。

そこで、リング操作を使ってA・B・C・Dの選択肢を切り替え、**声を出さずに回答する方法**を試しています。
03 G2_WHEEL_ABCD_MONTAGE.png
*リング操作を想定した選択UI。A→B→C→Dと回答候補を切り替えます。*


ここで気づいたのは、

*AIの性能とは別に、「人間がAIをどう操作するか」も重要だということ。*

でした。

PCならキーボード。

スマートフォンならタッチパネル。

音声AIなら会話。

でもスマートグラスでは、

**視界を邪魔せず、声も出さず、できるだけ少ない操作で意思を伝える。**

そんな入力方法が必要なのかもしれません。

## 答えたら、要点だけ確認する

回答後は、Learning Engineから短い解説を表示します。

今回の例では、

**「走行時の実録データが学習材料として有用である。」**

という要点を表示しています。
04 G2_LEARNING_EXPLANATION.png
*回答後の解説画面。移動中でも確認しやすいよう、情報量を絞っています。*


詳しい内容をすべてスマートグラスで読む必要はありません。

詳しく調べたい内容は、あとでPCやスマートフォンで確認すればいい。

移動中は、

**問題を見る → 答える → 要点を確認する → 次へ**

くらいでいい。

今回やりたいのは、長時間スマートグラスを見続けることではありません。

移動中の数分で1問。

待ち時間に2問。

ちょっとした時間に解説を確認する。

そんな使い方です。

## 移動時間を、小さな学習時間へ

最初は単純に、

「AI資格を勉強してみよう」

と思っただけでした。

ところが、

資格を勉強したい  
↓  
Learning Engineを作る  
↓  
移動中にも使いたい  
↓  
スマートグラスにつなぐ  
↓  
声を出さずに操作したい

と、少しずつ新しい開発につながってきました。

## AIを「使う」だけでなく、自分に合う形にする

生成AIには、便利なサービスがたくさんあります。

でも実際に使っていると、

**「ここがもう少しこうだったら」**

と思うことがあります。

その小さな不便を見つけて、

作ってみる。

実際に使ってみる。

また改善する。

AiLogicでは、こうした実験を繰り返しています。

今回のLearning Engineも、完成された製品を作ることから始めたわけではありません。

**自分が本当に使いたいものを、小さく作って試す。**

その結果、学習エンジンがスマートグラスまでつながってきました。

これから実際に使いながら、

**移動時間を、本当に学習時間へ変えられるのか。**

引き続き試してみたいと思います。

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