「売上1億円」を願った社長が、僕に教えてくれたこと

「売上1億円」を願った社長が、僕に教えてくれたこと

記事
コラム
僕はアクスイクスのオペレーターとして5年目。

一方、ファイナンシャルプランナーとしても6年目になります。

さらに、メンタル心理カウンセラーの資格も取得しました。

我ながら、なかなか変な組み合わせですw

FPでは、お金、制度、収入、支出、資産、負債など、
とにかく「現実」を見ます。

一方、アクスイクスでは目に見えない領域を扱う。

そして心理の知識では、人の内側を見る。

つまり、

スピリチュアルとリアリストの間を行ったり来たりしていますw

今日は、そんな僕の視界に大きな影響を与えた、ある60代社長のお話です。

「会社の売上が1億円になる」
その方は、お父様から製造会社と自社ビルを受け継いだ二代目社長でした。

社長が希望したアファメーションは、

「会社の売上が1億円になる」

というもの。

もちろん最初は、その内容でアクスイクスの放射をスタートしました。

ところが、話を聞いていくうちにリアリストとしての一面が顔を出す。

「……これ、さすがに1億円は無理ゲー」

と。

かつて10人ほどいた社員は、すでに全員解雇。

製造会社なのに、残っているのは社長と機械と猫。

顧客も、お父様の代から付き合いのある得意先だけ。

自分から新規開拓した実績なし。

それでも本人は、

「会社を立て直したい」

と言います。

父親と重なって見えた
僕はFPとして、かなり現実的な話をしました。

状況によっては自己破産などの法的整理も視野に入れ、自社ビル含めて一度整理し、人生をリスタートする選択肢もあるんじゃないか。

60代という年齢から再就職が難しいのであれば、

「必要とあらば知人にも相談してみますよ」

とも伝えました。

でも社長は、会社を手放したくありませんでした。

それも僕には分かるんです。

なぜなら、僕の父親も似たようなところがあったから。

長年続けてきた仕事。

自分が守ってきた会社。(ウチの父は初代)

ましてや社長の場合は、お父様から受け継いだ会社と自社ビル。

経済合理性だけで、

「儲からないなら売ればいいじゃん」

なんて簡単に割り切れるものではありません。

だからこそ、僕には社長を放っておけませんでした。

僕は「1億円」をやめた
そこで僕は途中から、アファメーションの変更を提案しました。

「会社の売上が1億円になる」

ではなく、

「私は豊かな人生を歩んでいる」

へ、承諾いただき変更しました。

僕が本当に望んだのは、社長の会社が1億円企業になることではありませんでした。

社長自身が豊かな人生を送ること。

会社を再建して豊かになってもいい。

自社ビルを売却して身軽になってもいい。

新しい仕事に就いてもいい。

まったく違う人生を始めてもいい。

「1億円」というゴールを固定してしまうより、豊かな人生へ向かう道をたくさん残しておいたほうがいい。

そして僕がアクスイクスで変えたかったのは、

「父親から受け継いだ会社を守り続けなければならない」

という、社長自身の強い意識だったのかもしれません。

本人だって分かっていた
その後も気になるたびに、僕は社長へ近況を確認していました。

でも状況は変わりません、というかむしろ

お父様の代から残っている細い仕事だけを受けながら、状況はどんどん悪化していきます。

僕が、

「社長のところは外国人大好き観光地エリアでタクシー運転手が不足みたいですよ」

と情報提供しても、

「昔からのお客さんから仕事が入ることがあるから、タクシーの運転手なんかできない」

と門前払い。

でも僕には、

その細客を、次の人生へ進まないための理由に利用しているように見えました。

本人だって、

「このままではダメだ」

ということは痛いほど分かっていたはずです。

でも、

分かっていることと、動けることは別なんですよね。

そして自社ビルは差し押さえられた
結局、社長がどうしても手放したくなかった会社と自社ビルは、差し押さえられてしまいました。

自分の意思では手放せなかったものを、最後には強制的に手放すことになったわけです。

そして社長から、

「本当はアクスイクスを続けたい。でも、もう月5,000円も払えない」

と言われました。

僕は聞きました。

「アクスイクスの効果なかったですよね?」

社長は、

「それでもまだ続けたい」

と言いました。

だったら、

「今年の大晦日まで1口だけ続けましょう!」

と。

もちろん無償です。

社長は本当に喜んでくれました。

ものすごく感謝もされました。

僕としては、

「これで少しでも意識が変わって、次の人生へ進んでくれたらいいな」

と思っていました。

もちろん、もし社長の人生好転したら、それなりのお礼も期待しながらw

LINEだけじゃなく、直接会ってみよう
さらに社長は、体調についてもあまり良くないことを話していました。

そこで僕は、

「一度ウチのサロンに来てみたらどうでしょうか?」

と誘いました。

LINEだけでやり取りを続けるより、実際に面と向かって話をしたほうが、何か新しい刺激になるかもしれない。

いつもの会社から外へ出る。

違う場所へ行く。

人と直接会って話す。

それだけでも、何か変わるきっかけになるかもしれないと思ったんです。

社長もウチのサービスであるオーディットに興味があるというので、

「じゃあ、それもやってみましょう!」

ということになりました。

そして社長がサロンへやって来た
ウチは基本的に女性向けで、かつ料理教室も併用してるので、かなり清潔にしているサロンです。

そして面会当日。

現れた彼を見て、

「……その作業着、最後に洗ったのいつ?w」

という感じでした。

しかも若干の風呂キャン疑惑まで漂う始末w

これはさすがに嫁には怖くて言えませんでしたwww

僕が社長の身だしなみに少しうるさいのにも理由があります。

実は僕の父親も、あまり身だしなみを気にしない人で、母親からよく注意されていました。

だから僕は昔から、

「社長たるもの、人から招待されたなら最低限小ぎれいにして行く。それは見栄ではなく、相手へのリスペクトだ」

と思っています。

高いスーツを着ろとか、ブランド物を身につけろという話ではありません。

清潔な身なりで人に会う。

ただ、それだけの話です。

そして、まさかの手ぶらw
もうひとつ驚いたことがありました。

手ぶらですw

これは完全に僕個人の価値観です。

高価な手土産が欲しいわけではありません。

でも、人のところへ招待されて、本来提供しているサービスまで無償でやってもらう。

僕だったら、せめて隣のセブンのコーヒーひとつでも持っていきます。

金額ではなく、

「今日は時間を取ってくれてありがとう」

という気持ちの問題です。

ましてや彼が目標にしていたのは、

「会社の売上1億円」

です。

その瞬間、FPの僕の脳内会議が活発になりました。

「1億円の前に、やることありすぎるぞw」

この瞬間、ひとつの扉が閉じた
実は、この話には彼が今でも知らない「裏側」があります。

僕が以前、

「仕事探しが年齢的に厳しいなら、知人に相談してみましょうか?」

と言っていた、その知人の会社。

単に、

「とりあえず食いつなげる仕事でも紹介してあげよう」

と思っていたわけではありません。

そこはブルーカラーの会社なのですが、技術と資格を身につけて活躍している人の中には、

年収2,000万円クラスの人もいます。

もちろん、彼が面接を受けたからといって採用された保証なんてありません。

入社できたとしても、活躍できた保証もありません。

でも、もし彼が一念発起して面接を受け、

「社長」という肩書きをいったん横に置いて、

ゼロから資格を取り、

技術を身につけ、

会社にとってかけがえのない存在になっていたら――。

僕は、

65歳くらいで年収1,000万円を稼ぐ未来だって、十分に狙えたんじゃないか

と思っていました。

もし本当にそうなっていたら、

僕だって鼻が高かったし、知人にも良い顔できたと思います。

父親と重なって見えたからこそ、

なんとかもう一度、立ち上がってほしかった。

でも、僕の信用まで使うことはできなかった
ところが、実際にサロンで彼と会った。

身だしなみを見る。

振る舞いを見る。

人から招待された場所へどうやって来るのかを見る。

そして僕の中で、

「この人を、自分の信用を使ってまで、知人に紹介するのはあり得ない」

という判断になりました。

だから、その会社を具体的に紹介する話を僕はしませんでした。

つまり彼は、

自分が失ったチャンスの存在そのものを知らない。

これって、人生では意外と多いんじゃないでしょうか。

人生で逃した最大のチャンスほど、本人は知らない
僕たちは、

「チャンスが来ない」

「運が悪い」

「誰も助けてくれない」

と思うことがあります。

でも実際には、自分の知らないところで、

「この人に声をかけてみようかな」

「この仕事を紹介してみようかな」

「この人なら応援してあげたいな」

と思ってくれている人がいるかもしれない。

そして、その人が普段の自分を見て、

「……やっぱりやめておこう」

と思っているかもしれない。

本人には、その出来事すら見えません。

だから僕は思います。

人生で逃した最大のチャンスほど、本人はそれがチャンスだったことすら知らない。

彼が願っていたのは、

「会社の売上が1億円になる」

という未来でした。

でも、本当に彼を「豊かな人生」へ連れていく可能性があったのは、

父親から受け継いだ会社を手放し、

「社長」という肩書きも手放し、

一人の新人としてゼロから新しい仕事を覚えることだったのかもしれません。

本人が思い描いた未来とは、まったく違います。

でも人生のチャンスって、

必ずしも自分が思い描いた姿でやって来るとは限らない。

僕には、父親と社長がたまたま重なって見えた。

だから気になった。

だから親身になった。

だから仕事まで紹介しようと思った。

それ自体が、もしかすると社長に訪れていたひとつの「運」だったのかもしれません。

でも、その可能性は、

本人の知らないところで消えていきました。

そして迎えた大晦日
無償で続けてきたアクスイクスも、この日で最後。

僕は社長にLINEしました。

「最近はどんな感じですか?」

既読。

……

…………

終了~~~w

まさかの既読スルーwww

半年以上付き合い、お金がなくなってからも無償で放射を続け、サロンに招待してオーディットまでやって、最後の近況確認が既読スルーw

その瞬間、僕の頭に浮かんだのは、

「裏切らんわぁ……そういうとこだぞw」

でした。

そして思わず、

「そりゃ差し押さえられるで」

と思ってしまいました。

彼の「現在地」は、突然できたものなのか?
もちろん、作業着が汚れていたから会社が傾いたわけではありません。

手土産を持って来なかったから差し押さえられたわけでもありません。

LINEを既読スルーしたから経営に失敗したわけでもない。

そんな単純な話ではありません。

でも、長く彼と付き合ってきた僕には、それらすべてが同じベクトルのように見えました。

新規開拓しない。

先代からの細客だけに頼る。

事業を整理しない。

転職しない理由を探す。

差し出された選択肢にも積極的に乗らない。

人と会うときの身だしなみに無頓着。

人から何かしてもらったときの振る舞い。

そして最後の既読スルー。

一つ一つは小さなことです。

でも僕は、

彼の現在地は、彼自身がこれまで選択してきたことの集大成なんじゃないか

と思いました。

「運が悪かった」で終わらせたくない
運が悪かった。

景気が悪かった。

社会が変わった。

時代が悪かった。

理由はいくらでも作れます。

もちろん、社会や景気が人生に影響することはあります。

でも、それを理由にしたところで現在地は変わりません。

社会が変わったなら、自分も変わる。

顧客が減ったなら、新しい顧客を探す。

今の事業で食べられないなら、別の収入源を考える。

それでもダメなら、会社を整理して次へ進む。

社会は一個人のためには変わってくれません。

景気も一個人の都合では動いてくれません。

他人だって思い通りにはなりません。

だったら、

自分が変わるしかない。

でも、人は「分かっていても」変われない
ここで以前の僕なら、

「だったら行動すればいいじゃん」

で終わっていたと思います。

FPとしての目線が強かった頃の僕は、表面しか見えていなかったのかもしれません。

問題がある。

原因を探す。

数字を見る。

解決策を提示する。

そして行動する。

非常に合理的です。

でも今回の社長だって、

「このままではダメ」

ということくらい、本人が一番よく分かっていたはずなんです。

それでも動けなかった。

そこで僕は考えるようになりました。

「何を選んだか」だけじゃなく、「なぜ、その選択をしてしまうのか?」

と。

僕たちは常に無意識に選択している
僕たちは毎日の選択を、すべて論理的に考えて決めているわけではありません。

「なんとなく、やめておこう」

「自分には無理な気がする」

「今じゃない気がする」

「○○があるから仕方がない」

そんな「なんとなく」の選択を毎日繰り返しています。

本人には、それが選択だという自覚さえないかもしれません。

でも、その小さな選択が積み重なって、今の自分ができている。

僕はこう考えています。

意識
選択
行動
周囲からの評価
与えられる機会
現在地

今回の社長が僕に教えてくれたのは、ここでした。

自分の行動は、自分だけで完結しているわけではない。

それを見た誰かが、

「この人を応援したい」

と思うかもしれない。

逆に、

「この人を紹介するのはやめておこう」

と思うかもしれない。

そして本人の知らないところで、次の人生につながる扉が開いたり、閉じたりしている。

だったら、現在地だけを変えようとしても、そのもっと手前にある意識が同じなら、また似たような選択を繰り返してしまうかもしれません。

だからこそ、僕はアクスイクスを使う
ここで僕にとってのアクスイクスの出番です。

僕は、

「アクスイクスをやれば願いが叶う」

とは思っていません。

ましてや、

「2か月やれば叶う」

「半年ならいい」

「1年続ければ大丈夫」

なんてことも思っていません。

むしろ経済的に豊かになりたいという人から、

「とりあえず2か月だけお願いします」

と言われると、FPの僕としては、

「その2か月分のお金、今は別のことに使ったほうがよくない?w」

と思うことさえあります。

資格の勉強をする。

転職活動をする。

商品を作る。

広告を出す。

営業する。

現実世界でやることがあるなら、そちらを優先したほうがいい場合だってあると思っています。

僕がアクスイクスに期待しているのは、

自分でも気づいていない思考の癖や固定観念に目を向け、これまでとは違う選択をするきっかけになること。

だから今回の社長にも、

「会社の売上1億円」

ではなく、

「私は豊かな人生を歩んでいる」

へ、アファメーションを変更したのです。

会社を守ることだけが人生ではない。

違う道を選んでもいい。

それを本人の意識が受け入れられるようになってほしかったんです。

FPだけだった僕から、三刀流へw
僕はファイナンシャルプランナーとして6年目。

アクスイクスのオペレーターとして5年目。

さらにメンタル心理カウンセラーの資格も取得しました。

以前の僕は、FPとして外側の現実を見ることが中心でした。

でも今は、

FPで「現実」を見る。

心理の知識で「内側」を見る。

そしてアクスイクスで、本人も気づいていない意識にも目を向けてみる。

この3つをつなげて人を見るようになりました。

顕在意識が強く、

「ここがダメなら次はこうしよう」

と自分で切り替えて行動できる人なら、そもそもアクスイクスなんて必要ないのかもしれません。

でも、

「ものすごく不幸なわけじゃない。でも、なんとなく人生が重い」

「なぜかいつも同じところでつまずく」

「頭では分かっているのに、なぜか動けない」

そんな人こそ、自分でも気づいていない内側のパターンに、一度目を向けてみてもいいんじゃないかと思っています。

そんな僕自身も、4年以上放射を浴び続けている
ちなみに僕自身も、アクスイクスの放射を4年以上、毎日1時間ごとに浴び続けています。

その結果どうなったか。

超能力が身についたわけでもありません。

悟りを開いたわけでもありませんw

むしろ逆。

以前より、懐が深くなった気がします。

「そんなことしてたらダメだろw」

と思う自分もいる。

「そりゃ差し押さえられるわw」

と思う自分もいる。

それでも、

「でも、この人なんとかならんかなぁ」

と放っておけない自分もいる。

昔の僕なら、もっと早々に、

「数字上無理です」

「整理したほうがいいです」

で終わっていたでしょう。

でも今は、その人がなぜそこから動けないのか、その内側まで考えるようになりました。

正論だけでは、人は動かない。

でも、願っているだけでも人生は動かない。

その両方が分かるようになったことが、僕自身に起きた一番大きな変化なのかもしれません。

未来は、願望の集大成ではない。

未来は、自分が選び続けたことの集大成。

そして、その選択は周囲の人にも伝わり、自分でも知らない次のチャンスを生んだり、消したりする。

だからこそ、その「選択」が生まれるもっと手前にある、自分でも気づいていない意識に目を向けてみる。

FPとして現実を見る。

心理の知識で内側を見る。

そしてアクスイクスで、その二つをつないでみる。

これぞ、

アクスイクスの放射を4年以上、毎日1時間ごとに浴び続けてきた結果。

もしかしたら僕は――

少しだけ、人間味が増したかもw
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