コーチングなんて、いらない人も普通にいます。
目標が決まっている。
やることも分かっている。
あとは正しい方法さえ知れば動ける。
そんな人なら、コーチに質問されるより、
「こうした方がいいですよ」
と教えてもらった方が早いです。
具体的なやり方を知りたい。
専門知識が足りない。
すでに進む方向は決まっている。
あとは正しい手順やノウハウが欲しい。
そういう状態なら、
コンサルティングやティーチングの方が合うこともあります。
僕は、何でもコーチングで解決すればいいとは思っていません。
むしろ、そこを間違えると、遠回りになることもあると思っています。
でも一方で、前に進めない理由が、いつも
「方法を知らないから」
とは限りません。
ここが大事だと思っています。
方法を足しても、動けないときがある
たとえば、やりたいこと自体が決まらない。
やるべきことは分かっているのに、なぜか手が動かない。
「これが効果的」と聞いて試したけれど、続かなかった。
一度はうまくいったけれど、無理をしすぎて続けられない。
こういう状態があります。
このときに、
「次はこれをやりましょう」
「この方法も試しましょう」
「このノウハウを学びましょう」
と答えを足していくと、前に進むどころか、
選択肢だけ増えて余計に決められなくなることがあります。
なぜなら、その人が止まっている理由は、
方法不足ではないかもしれないからです。
やり方を知らないのではなく、選べない。
知識が足りないのではなく、腹落ちしていない。
行動力がないのではなく、どこかに引っかかりがある。
そんなことがあります。
だから、ただ答えを足すだけでは進まない。
むしろ、頭の中がさらに散らかることがあります。
AI時代は、答えが増えすぎる
特に今は、分からないことがあればAIに聞けます。
副業について相談すれば、すぐに案が出てきます。
コーチング。
コンサル。
note。
SNS。
コンテンツ販売。
スキル販売。
AI活用支援。
オンライン講座。
個別相談。
いくらでも出てきます。
どれも、間違ってはいません。
むしろ、それぞれに可能性があります。
だから余計に困るんです。
「じゃあ、自分はどれを選べばいいのか」
が分からなくなる。
答えが増えることと、決められることは別です。
これは、AIを使うほど実感します。
AIは選択肢を増やすのが得意です。
でも、選択肢が増えたからといって、
自分の一歩が決まるとは限りません。
むしろ、今の自分に必要なのが整理なら、
答えを増やすほど迷うこともあります。
だから、そんなときに必要なのは、
「何をすればいい?」
という答えをもう一つ増やすことではありません。
必要なのは、
なぜ今、ここで止まっているのか
を整理することです。
僕は、ここがコーチングの出番だと思っています。
「時間がない」の奥にあるもの
たとえば、
「時間がない」
と思っている人がいます。
もちろん、本当に時間が足りないこともあります。
本業が忙しい。
家族の予定もある。
体力も残っていない。
その現実はあります。
でも、話を聞いていくと、本当は時間そのものよりも、
「何を優先するか決められていない」
ことで止まっている場合があります。
やることが多すぎる。
全部大事に見える。
発信もしたい。
商品も作りたい。
AIも学びたい。
noteも書きたい。
プロフィールも直したい。
でも、どれからやるか決まっていない。
この状態だと、時間が少し増えても、また迷います。
必要なのは、時間を増やすことではなく、
「今週はこれをやる」
と決めることかもしれません。
「商品が決まらない」の奥にあるもの
別の人は、
「商品が決まらない」
と思っています。
コーチングもできそう。
会社員経験を活かした相談もできそう。
AI活用支援もできそう。
note販売もできそう。
教材販売もできそう。
案はある。
でも、決められない。
このとき、本当に足りないのは商品案でしょうか。
もしかすると、一つに決めることが怖いのかもしれません。
一つに決めたら、他の可能性を捨てる気がする。
これを選んで違ったらどうしよう。
もっと良い案があるのではないか。
自分にこれを名乗る資格があるのか。
そんな不安があるのかもしれません。
この状態で、さらに10個の商品案を出しても、解決しないことがあります。
むしろ、もっと選べなくなる。
必要なのは新しい案ではなく、
「今週、一人に試すならどれか」
まで小さくすることかもしれません。
「もっと勉強しないと」の奥にあるもの
また、「もっと勉強しないと」
と思っている人もいます。
もちろん、学ぶことは大切です。
僕も学ぶことは好きです。
知らないことを学ぶと、視野が広がります。
でも、何年も学んでいるのに一歩が出ないなら、少し違う可能性もあります。
本当は、知識不足ではなく、怖さで止まっているのかもしれません。
今の自分で誰かに提供して、
「いりません」
と言われるのが怖い。
「よく分かりません」
と言われるのが怖い。
「それなら無料で十分です」
と言われるのが怖い。
だから、もう少し勉強してからにしたくなる。
もう少し自信がついてからにしたくなる。
でも、これも新しいノウハウを足せば消えるとは限りません。
必要なのは、完璧になることではなく、
失っても大丈夫な大きさで小さく試すことかもしれません。
コーチングは、答えを渡す場所というより、止まっている場所を見つける時間
こういう詰まりは、新しいノウハウを1つ足しても、なかなか消えません。
必要なのは、頭の中にあるものを一つずつほどくことです。
自分は何に迷っているのか。
何が怖いのか。
本当は何を試したいのか。
何を選べずにいるのか。
何を手放したくないのか。
そこを言葉にしていく。
そして、
「あ、自分はここで止まっていたんだ」
と気づく。
止まっている場所が分かれば、次にやることも変わります。
「時間がない」と思っていたけれど、
本当は優先順位が決まっていなかった。
「商品が決まらない」と思っていたけれど、
本当は一つに決めるのが怖かった。
「もっと勉強しないと」と思っていたけれど、
本当は人に見せるのが怖かった。
こう見えてくると、次の一歩は変わります。
だから僕は、コーチングは答えを渡す場所というより、
本人が自分で答えを選べる状態をつくる時間
なのだと思っています。
「前に進めない」には2種類ある
同じ「前に進めない」
でも、大きく2つあると思っています。
ひとつは、
答えが足りなくて、進めない人。
もうひとつは、
答えはたくさんあるのに、選べなくて進めない人。
前者なら、教えてもらった方が早いです。
具体的な手順。
専門知識。
やり方。
正解に近い方法。
これらを知れば動けるなら、
コンサルティングやティーチングが合うと思います。
でも後者なら、新しい答えを増やす前に、一度整理した方がいい。
頭の中にあるものを並べる。
選べない理由を見る。
今の自分が本当に試したいことを言葉にする。
今週の一歩まで小さくする。
そういう時間が必要です。
僕は、何でもコーチングで解決すればいいとは思っていません。
教えてもらえば進めるのか。
それとも、まず自分の中を整理した方がいいのか。
そこを見極めることの方が、ずっと大事だと思っています。
副業では「やれそうなことが多すぎて進めない」が起きやすい
特に副業では、
「何をやればいいか分からない」
というより、
やれそうなことが多すぎて、1つに決められない
という人も多いと思っています。
AIに相談すると、また新しい案が出る。
教材を読むと、また別の方法が良さそうに見える。
SNSを見ると、また違う正解が流れてくる。
コーチングもいい。
noteもいい。
AI活用もいい。
個別相談もいい。
コンテンツ販売もいい。
会社員経験を活かした支援もいい。
どれも可能性がある。
だから、選べない。
そうして、答えは増えているのに、最初の一歩が決まらない。
この状態で必要なのは、21個目の答えではないかもしれません。
必要なのは、「今週、これを1つ試す」
まで絞ることです。
「最初の1案」を決めたい方へ
もし今、
AIに相談するほど案が増える。
人の意見を聞くほど迷う。
教材を読んでも、最初の一歩が決まらない。
今年こそ副業を始めようと思っていたのに、まだ動けていない。
そんな状態なら、
をオススメします。
こちらでは、頭の中にある選択肢を減らして、
今週、一人に試す1案
まで絞るをサポートします。
一生やる副業を決める必要はありません。
まず、今週試す1案を決める。
それだけでも、あなたのやるべきこと、数ヶ月後の姿は変わります。
最後に
答えが足りないなら、学べばいい。
方法が分からないなら、教えてもらえばいい。
でも、答えが多すぎて決められないなら、一度整理した方がいい。
前に進むために必要なのは、いつも新しい答えとは限りません。
ときには、すでに持っている答えを並べ直すこと。
選べない理由を言葉にすること。
今週試す一つまで小さくすること。
そこから動き出すこともあります。
コーチングが必要な人もいれば、必要ない人もいます。
大事なのは、どちらが上かではありません。
今の自分には、答えを増やす時間が必要なのか。
それとも、答えを整理する時間が必要なのか。
まずはそこを見てみることだと思っています。