1. なぜ人は心の穴を恋愛で埋めようとするのでしょうか。
答えは簡単で、強烈な「鎮痛剤」と、
穴埋めができるパテの役割になるからです。
恋愛の初期に分泌されるドーパミンやオキシトシンなどの脳内物質は、
一瞬で孤独や苦しみを忘れさせてくれます。
自分の心の課題に向き合うのは時間もエネルギーも要りますが、
恋愛は「一瞬で自分を価値ある存在だと思わせてくれる」ような
強力な効果があります。
「愛されること=自分を認めること」になっているから
「自分には価値がある」と自分で思えないとき、
他者(特に特別なパートナー)からの「必要とされている」
という感覚でしか、自分の存在価値を感じられなくなってしまいます。
2. その恋愛で起こりやすい展開・課題
隙間を埋めるための恋愛は、
最初は救われたように感じても、
次第に別の苦しさを生み出しやすくなります。
相手への過度な依存とコントロール
自分の穴を埋める存在(いわば「酸素の供給源」)なので、
相手が離れそうになったり連絡が遅れたりすると、
強い恐怖と不安に襲われます。
その結果、相手を縛ろうとしたり、顔色をうかがいすぎたりしてしまいます。
「理想の相手」ではなく「隙間を埋めてくれる相手」を選んでしまう
本来の好みのタイプや、お互いに高め合える関係性ではなく、
「都合よく寂しさを紛らわせてくれる人」
「強く求めてくれる人」を選びがちになります。
そのため、ダメンズやダメンズを加速させる関係、
あるいは依存的な関係にハマりやすくなります。
どれだけ愛されても満たされない
相手からたくさんの愛情が注がれても、満たされません。
「愛を受け取って良い」と自分で許可を出していない人は
どんな人の愛も受け取る事ができないのです。
せっかくの愛情もどんどん漏れてしまいます。
結果として
「まだ足りない」
「もっと愛してほしい」と要求することになり、
お互いが消耗してしまうことになります。
3. このループから抜け出すために必要なこと
恋愛で心の隙間を埋めようとすること自体は、
人間としてごく自然な衝動であり、
決して「悪いこと」ではありません。
誰しも一度は通る道でもあります。
ただ、本当の意味で満たされた関係を築くためには、
「誰かに埋めてもらう」から
「自分で自分を育む」へと
軸をシフトしていくプロセスが必要になります。
穴の存在をただ認めてあげる
「私(僕)の中には、今こういう寂しさや感情があるんだな」と
否定せずに受け入れること。
隙間を「自分との対話」で埋めていく
外側に答えや安心感を求めるのを一度緩め、
自分の本当の気持ちや願いに耳を傾ける練習をすること。
「心の穴を埋めてくれる人」を探す恋愛から、
「お互いに自分の足で立った上で、愛を分かち合う恋愛」
へと変わっていくとき、
人はとても深い安心感を得られるようになります。
陥りがちな心の動きとしては・・・
「自分の心の穴(隙間)を誰かや何かで埋めよう」とする時には、
無意識のうちに強力な「コントロール(支配・操作・執着)」のエネルギーが働いてしまいます。
失うことへの恐怖、相手への期待(取引)、そして自分自身へのコントロールも同時に起きているのです。
コントロールを手放していくための第一歩
「あ、自分は今、心の隙間を埋めようとして相手や状況をコントロールしようとしているな」と気づくこと自体が、実は最大の脱出口です。
気づけた瞬間、すでにそのコントロールの渦から一歩外に出て、客観的に自分を見つめられている状態になっています。
なぜ今悩みの中にいるのか?
あなたの自分の中に答えがあります。
一人で悩んでいる時、自分がわからなくなってしまった時には
心理カウンセラーで、ヒーラーのセレーナを頼ってくださいね。
あなたの幸せを願っています。