「家族になる」もうひとつの選択肢~特別養子縁組ってどんな制度?

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こんにちは。かすみです。
保育士・社会福祉士として子どもや家庭と関わるなかで、「特別養子縁組」という制度について知ってほしいと感じることがよくあります。

今回は、
・特別養子縁組ってどんな制度?
・誰が対象なの?
・どうやって申し込むの?
・どんなサポートがあるの?
といった、基本的なことをわかりやすくまとめてお伝えします。

◆特別養子縁組ってなに?
特別養子組は、「生みの親と法的な親子関係を解消して、新たに育ての親と本当の親子関係を結ぶ制度」です。
この制度を使うと、戸籍上も「実子」と同じ扱いになり、育ての親と本当の親子として暮らすことができるようになります。

◆こんな背景で生まれた制度です。
・虐待、育児放棄、貧困などで親と一緒に暮らすことができない子どもがいる
・その子にとって安心できる「新しい家庭」が必要
・子どもの幸せを一番に考える制度として1988年にスタート

◆ 特別養子縁組の特徴は?
・実の親との法的な親子関係がなくなる
・養親との間に「実子」と同じ関係ができる
・子どもは養親の戸籍に入る
・家庭裁判所の審判が必要

◆ 養子になる子どもの条件
・原則、6歳未満(例外で15歳未満まで可能)
・実親の同意がある(虐待など特別な事情がある場合は不要なことも)
・子どもの利益が最優先

◆ 養親(育ての親)になるには?
・夫婦で申し立てる必要があります
・どちらかが25歳以上であること
・経済的・精神的に安定していて、子どもをしっかり育てられる環境があること
児童相談所や民間のあっせん機関のサポートを受けながら進めることが多いです

◆ 手続きの流れ
・養親希望者が相談・登録
・研修を受ける
・子どもとのマッチング(出会い)
・約6か月間、子どもと一緒に暮らす「監護期間」
・家庭裁判所に申し立て
・調査・面接を経て、審判が下される
・養子縁組成立!戸籍が新しくなります

◆ 支援や課題もある
・養親も不安や迷いを感じることがある
・実親が手放すまでのプロセスが複雑なこともある
・子どもが「自分はどこから来たの?」と感じたとき、どう説明するか悩むことも
・地域によって、支援の差があることも
ただ、最近は「オープンアダプション(出自を隠さない育て方)」や、研修・フォローアップを行う団体も増えていて、少しずつ改善が進んでいます。

◆ 最後に
特別養子縁組は、子どもにとって「一生の家族」と出会うチャンスになる制度です。
一方で、関わる大人たちが制度についてきちんと理解し、準備を整えていくことがとても大切です。

この記事が、特別養子縁組についての第一歩として役に立てばうれしいです。
気になることがあれば、ぜひコメントやご相談もお寄せくださいね。
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